10/24。ワンハッピーにて20名もの海賊たちが集いました。いよいよ宮城CSが迫っています。
今日は宮城直前、町田cupでのデータと猛者たち戦いぶりをお届けします!
デッキ分布
デッキ分布はこちら!
最多勢力は青ドフラになりました。安定した展開力。苦手相手にはシャーロット・プリンで軸をズラして戦えるのも融通が利いたリーダーと言えます。安定感と再現性の観点からもメタゲームの頂点に君臨し続けます。
二番人気はシャンクス。シルバーズ・レイリーなどで除去に寄せた形が主流になってきました。苦手にした青ドフラ相手にも先手から除去連打で押し潰す戦い方が編み出されてきました。
三番手以降には、ルッチ、黒黄ルフィ、バギー、エネルなどの対青ドフラ最終兵器たちが待ち構えます。
トップ8分布
予選ラウンド5回戦を終え、上位に進出したデッキ分布は下記のようになりました。
青ドフラが5人中3人を決勝ラウンドに送り込みました。デッキパワーで圧倒した勝ち組と言えます。
ルッチは2名中2名が決勝ラウンドへ。二人合わせて8勝2敗。真の勝者と言えます。
以下、エネル(筆者)、黒黄ルフィ、紫ルフィが決勝ラウンドの席を手に入れました。
リーダー別勝率
リーダー名 | 勝ち数 | 負け数 | 勝率(%) |
青ドフラ | 10 | 8 | 55.6 |
シャンクス | 6 | 8 | 42.9 |
ルッチ | 8 | 2 | 80 |
エネル | 4 | 6 | 40 |
バギー | 0 | 6 | 0 |
黒黄ルフィ | 6 | 4 | 60 |
その他 | 7 | 7 | 50 |
リーダーごとの勝率を見ていきましょう。青ドフラはやや勝ち越し。シャンクスやエネルは負け越し。バギーに至っては大破することとなりました。
ルッチは先ほども紹介したように、2人で8勝2敗で大きく勝ち越しました。黒黄ルフィも勝ち越しへ。
では、どうしてこうなったのか、各対戦を詳しく見ていきましょう!
主要マッチアップデータ
左の勝ち数 | 右の勝ち数 | ||
ドフラ | シャンクス | 4 | 1 |
ドフラ | ルッチ | 1 | 3 |
ドフラ | 黒黄ルフィ | 2 | 2 |
シャンクス | エネル | 2 | 1 |
シャンクス | バギー | 2 | 0 |
シャンクス | 黒黄ルフィ | 1 | 1 |
ルッチ | エネル | 3 | 0 |
ドフラがシャンクスを4勝1敗と圧倒しました。シャンクスは除去に寄せたものの、先手を取れないと厳しい戦いを強いられます。
一方、除去特化のルッチはドフラに3勝1敗と圧倒しました。序盤から複数体の除去が可能な点がドフラに対する強烈な対策となります。大型を連打するエネルに対しても3勝無敗と相性の良さを見せつけました。
黒黄ルフィやドフラやシャンクスなどに対して五分五分の戦いぶりを見せました。
準決勝 よだめん2世(黒黄ルフィ)対SK(ルッチ)
「ドフラとルッチばかりだったから立ち位置良すぎた」
準決勝まで進出したよだめん2世がここまでの戦いを振り返る。
対するSKはルッチを操り、この席まで駒を進めた。予選ラウンドで唯一膝を屈した相手が、今目の前に座っているよだめん2世だ。ゲッコー・モリアを連打しても乗り越えられなかったのだ。
「有利マッチだけど、プレッシャー半端ないし、こういうときに限って何かある」
気を引き締めたよだめん2世は先手から8000パンチ、10000パンチ、12000パンチと攻撃を繰り返していく。
対するSKは一切殴らず、ブロッカーとしてレベッカを出し続け、ライフ4を維持する。そして、4ターン目にゲッコー・モリアを降臨させ、トラッシュからレベッカを呼び戻す。
ここまで試合時間はわずか3分しか経過していない。
ここまで1枚たりともカードをプレイしなかったよだめん2世がついに動きを見せる。
マキノでライフを確認すると、成長ルートでモンキー・D・ルフィを登場させる。そして、3兄弟の絆で手札を整えようとするも、対象が見つからずよだめん2世は5枚のカードを山札の下に送り込む。
「この1枚があまりにもキツイ」
そう言いながら、サボを立ててルッチの除去を封殺する構えを見せる。
SKはこのターンもモリアからレベッカをつり出す。攻防同時に充実させていく。
よだめん2世は変身でポートガス・D・エースを攻撃に差し向ける。ルフィもパワー10000で向かうが、ここはレベッカが立ちはだかる。さらにサボを変身で登場させ、ライフ1枚リーダーパワー9000モードに突入する。
「3枚目はやめて!」
よだめん2世が祈りを込めるも、SKは容赦なく3枚目のモリアを叩きつける。
再びレベッカが呼び戻される。
先に出ていたモリア達が相手の手札とブロッカーを容赦なく引きはがしていく。
よだめん2世もモリアを出し返し、再びライフ1リーダー9000に育て上げる。猛攻を仕掛けるものの、序盤にきっちり守られたライフがあまりにも遠い。
ライフに余裕のあるSKは3体のモリアを相手に差し向ける。ブロッカーや手札をほぼすべて差し出し、よだめん2世は生きながらえる。
モリア9000パンチが通り、相手のライフは1。サボ10000パンチに対しSKが2000カウンター3枚を見せると、よだめん2世は投了を宣言した。
決勝戦 のの(ルッチ)対SK(ルッチ)
たった2人しかいないリーダーが決勝戦の席で相まみえる。デッキ選択の正しさは十分証明された。
あとはどちらが最強のルッチ使いなのか示す舞台となる。
ののはカイドウやステューシーを採用しているのが特徴的だ。筆者のエネルとの予選ではカイドウが縦横無尽に駆け抜けた。さらにスパンダムでステューシーを見せられていたため、何を出しても撃ち落される絶望感を味合わせられることになった。
SKはヒナの採用が特徴的だ。予選、決勝ラウンドで筆者は尽きることのないコスト下げから主力をせん滅された。
静かに両者最後の戦いの火蓋が切って落とされる。
ののはブルックから立ち上がり。SKは挨拶代わりにロブ・ルッチでブルックを退場させる。
ののはスパンダムで手札とトラッシュを整えると、レベッカからブルックと面を並べる。相手のロブ・ルッチは見逃すことにする。
SKは6000パンチを繰り返し、レベッカもブルックも退場させると、ロブ・ルッチを素出しする。
ののはリーダー効果とジャックの合わせ技でルッチを1体除去する。
後手4ターン目。SKは注文通りモリアを登場させると、レベッカ、スパンダムを選択する。さらにレベッカがヒナまで盤面に登場させる。あっという間に盤面が5体立ち並ぶ。
一見絶望的な場に見えるが、ののは冷静に処理していく。まずはジャックでヒナをKO。コスト下げ連打からロブ・ルッチでモリアと相手のルッチを仕留める。さらに、ブルックでスパンダムも処理する。レベッカ以外の4体を一網打尽にしてみせた。
SKは氷河時代などを絡めジャックでジャックをKOする。
ののは生き残ったブルックやルッチを攻撃に差し向け、相手のライフを2まで追い詰める。そして、ステューシーでジャックを問答無用で放り去ってみせた。
一進一退の攻防の天秤を傾けたのは、SKの2体目のモリアだった。氷河時代の支援を受け、モリアはレベッカ、つるを連れてくる。レベッカはスパンダインを引き連れ、スパンダインはルッチを連れてくる。ルッチ定番の連れ帰り連鎖モードで相手のステューシーが討ち取られる。
「弱い・・・」
ここまでモリアを引き込めないののは頭を抱える。嵐脚連打からカクでなんとかモリアを撃破する。相手のライフを狙いに行くもレベッカが立ちはだかり、1まで削るのにとどまる。
SKは嵐脚からレベッカ→ヒナ→ルッチと繰り出し、ののが築き上げた盤面をまたもズタズタにする。
手札も盤面も喪失したののはサボを立て、相手の隙を伺うことに。
相手の意図を読み取ったSKはすべてのドンを攻撃に振り分け、容赦なくライフを狙いに行く。猛攻を防ぐためにブロッカーのサボを差し出すよりほかになくなったののは敗北を認めた。
SK、ルッチミラーを制して優勝!!!
コメント