10月31日。ワンハッピーにて16名の海賊たちが集まりました。
今日は町田CUPの様子をお伝えします。エリア予選やフラッグシップに向けて一緒に勉強しましょう!
デッキ分布
デッキ分布は以下のようになりました。
宮城CSの結果を受けてティーチが4名とトップメタになりました。一方、青ドフラは使用者0名。
エネルやルッチなど青ドフラを倒そうというデッキたちも一大勢力です。
果たして、どのリーダーが優勝を手にするのか。
トップ8分布
予選ラウンド5回戦を戦い抜き、3勝2敗以上の8名が決勝ラウンドに進出することになりました。
猛者たちの戦いを潜り抜けたのは上記のリーダーたちです。
ティーチは4人中3人が決勝ラウンドへ進出。天敵青ドフラのいない世界では圧倒的な成績を残しました。
紫ルフィも使用者2人とも決勝ラウンドへ駒を進めました。こちらも青ドフラなき環境で威力を発揮しました。
一方、エネルやルッチなど、青ドフラを倒しにきたデッキたちは予選ラウンドで大いに苦しむことになりました。
リーダー別勝率
リーダーごとの勝率を詳しく見ていきましょう!ミラーマッチを除外したデータをお届けします。

ティーチが12勝6敗、勝率67%。最大多数を誇り、かつ、好成績を残しました。エネルやルッチなど、青ドフラキラーたちを完封していました。
紫ルフィは6勝2敗。勝率75%。エネルやボニーなどを完封し、勝ち星を稼ぎました。一方、ティーチに対しては1勝2敗とやや押されました。ルフィ太郎からの展開を封殺されるのも厳しいところでした。
二番人気のエネルは5勝8敗と奮わず。ティーチと紫ルフィに大敗を喫することになりました。ティーチの前には大型キャラたちのライフ回復を一切使うことができません。除去に耐性のあるエネルを走らせる戦法も、コスト下げから闇穴道で咎められてしまいます。
前回の町田CUPでは優勝と準優勝をかっさらったルッチですが、今回は全く奮いませんでした。お得意様青ドフラが一切おらず、代わりに天敵ティーチが増量した影響を受けました。
準決勝 ルル(紫ルフィ)VS ハネ(ティーチ)
準決勝の場に駒を進めたのは強豪たちだった。
ルルは予選4-1。唯一の敗北はティーチにつけられたものだ。エネル、ボニー、ミラーマッチ、そして、今目の前にいるハネのティーチを斬ってこの席に座っている。
対するハネは3-2。ルルのティーチと、黒黄ルフィに敗北を喫している。その一方で、お得意様ルッチ二人とシャンクスを滅ぼしてここまでたどり着いた。
静かに準決勝の火蓋が切って落とされた。
ラフィットからマーシャル・D・ティーチを加える立ち上がりをハネが見せると、ルルは挨拶代わりにラフィットを攻撃し、ゾロ十郎でおナミを手札に加える。
ハネは闇穴道をノータイムでゾロ十郎に撃ち込み、リーダー効果を起動する。
ルルはルフィ太郎のみを出す。ティーチの能力のせいでお供を出せない。
1体ずつしか出てこないのであれば、除去は容易い。ストロンガーでコストを下げ、指銃でルフィ太郎が退場する。
サンジが後続として出されるものの、登場時効果が潰されているため、7コスト7000のカードに成り下がってしまっている。とは言え、ティーチ側も手札を絞られている以上、7コストキャラを連続で除去し続けるのは厳しい。
ハネはラフィットなどで手札を整え、ジーザス・バージェスを置いて盤面を作ることを選ぶ。
生き残ったサンジをルルが攻撃に振り向けると、ハネのライフはいつしか2まで削られることになった。すると、トラファルガー・ロー→トラファルガー・ロー→人斬り鎌ぞうと一気にキャラを並べていく。マーシャル・D・ティーチを出されたあとにアタック回数で押し切れるように目途をつける。
ハネのジーザス・バージェスが相手のライフをもぎ取る。ルルのライフも1まで追い込まれた。満を持してマーシャル・D・ティーチを登場させる。
ルルは鎌ぞう、リーダー、トラファルガー・ローなどを攻撃に差し向け、ハネのライフを1に削ると、Mr.2・ボン・クレー(ベンサム)を追加する。ターンさえ返ってきたら「マーシャル・D・ティーチに変身して12000パンチを叩きこむ」宣言だ。
最終ターンを悟ったハネはラフィットやハチノスを駆使してストロンガーを入手する。すると、ストロンガーを2回使って、ブロッカーとして立ちはだかるトラファルガー・ローのコストを下げ切り、ドクQで葬り去る。そして最後の攻撃へ挑む。
リーダー9000にはゴムゴムの巨人と1000カウンター。
パワー11000まで育ったジーザス・バージェスの攻撃が通り、ライフは0。
そして、マーシャル・D・ティーチの12000パンチ。ルルがゴムゴムの巨人を撃ち、豊富なカウンターを見せるとハネは敗北を認めた。

決勝 ルル(紫ルフィ)VS たつや(黒黄ルフィ)
「スモーカー入ってましたよね?」
決勝戦が始まる前にルルがたつやに問いかける。決勝に進んだたつやが握るのは黒黄ルフィ。天敵ティーチを3回乗り越えてこえている。
「カイドウも入ってましたよね?!」
「ティーチ読みで・・・」
人類がたどり着けなかった境地。そこに一番早く足を踏み入れてしまったのがたつやの黒黄ルフィだ。
決勝戦が幕を開ける。
ルルはリーダー効果のドン加速から人斬り鎌ぞうスタート。たつやがテキストを確認する。
「子どもルフィたち相手に強いんですよね」
ルルが補足する。
たつやはクザンを場に繰り出す。紫ルフィの大型キャラ達を討ち取る準備を整える。しかし、この目論見はサンジによって崩される。
「そっちかー!!!それは無理だな」
たつやは渋々クザンを見捨てる。
ターンが返ってくると、たつやは成長から黄色い方のサボで人斬り鎌ぞうを討ち取る。こちらのサボは自分からライフを削るため、リーダーを殴ってこない相手の意表をつける点も優れている。
鎌ぞうを失ったルルはルフィ太郎とサン五郎を並べてターンを返す。
たつやはサボとリーダーで相手のライフを2まで削る。光月日和を絡めてブロッカーのサボを成長させ、盤面を固めていく。
ルルはサン五郎でサボを討ち取ると、シャーロット・リンリンでブロッカーのサボをライフに送り込む。
「それは嫌らしいなぁ」
たつやが呟く。サンジの7000パンチで裏向きのサボがトラッシュに送り込まれる。
ターンをもらうと、たつやは再び日和を絡めて、次はルフィを成長させる。さらにリーダー効果からブロッカーのサボも成長させながら登場させる。
「いらんいらん!」
決勝戦の場にたつやを連れてきたカイドウとスモーカーが捨てられていく。
「最強カードなのに・・・」対面のルルが苦笑いする。そして、たつやは気を取り直してリーダー13000パンチでやっかいなサン五郎をKOする。
たつやのリーダールフィはパワー9000を保つものの、手札は目減りしていた。シャーロット・リンリンやルフィ太郎の9000パンチは手札1枚で守り切るものの、サンジの10000パンチにはサボを差し出した。
そしてルルはユースタス・キッドを出して守りを盤石にする。
「5キッドかぁ・・・」たつやが力なくつぶやく。
ゲッコー・モリアで子どもたちを連れ帰り、ルフィとサボをあっと言う間に成長させて攻撃を繰り返すも、ルルのライフは1残ってしまう。か細い手札でたつやはターンを返す。
相手の手札はわずか2枚。ブロッカーはサボのみ。ルルは念入りに検算し、リーサルを確認する。
リンリン9000パンチは手札からカウンター→ルフィ太郎9000パンチでブロッカーが吹き飛ぶ。キッド13000パンチで決着をつけた。
ルル優勝!
優勝の余韻に浸ることなくすぐ感想戦が始まった。
ルル「ポートガス・D・エースは入ってないですか?」
たつや「さすがに入れる枠がなかった」
ルル「エースゴリ押しされたら怖くて」
たつや「どんな手札キープでした?」
ルル「7サンジ、サン五郎、鎌ぞう。子ども出されるとヤバいから。ルフィ太郎と9マムは気合いで引けた」
無限に続く感想戦の最後に、筆者が「いつからこの黒黄ルフィ使ってたの?」と質問する。
たつや「今日が初回し!」
画期的なレシピなので、ぜひ見ていただきたい。
おわりに
町田CUPのデータや決勝ラウンドの観戦記事は以上です。戦いに来てくれた参加者さんみんなのおかげで、全世界の海賊たちが探し求めるデータやプレイングが生まれています。
いつもありがとうございます!
町田CUPは毎週木曜日朝10時50分からワンハッピーで開催されます。
ぜひ遊びにきてくださいませ!
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