はじめに~11弾環境フラッグシップバトル開幕!
こんにちは!山川洋明です。3月8日から、フラッグシップバトルでも神速の拳の使用が解禁されました。
「どういうこと?」
と思う人もいるかもしれませんね。簡単に説明しましょう。
ワンピースカードでは、新弾のカードは発売から1週間後に公式大会で使用できるようになります。
例えば、エリア大会予選、エリア大会、フラッグシップバトルでは、発売直後のカードは使用できません。
かつてワンピースカードは、どの店舗でも品薄が続き、新弾を手に入れるのが非常に困難でした。
「発売直後にカードを集められない人がいるなら、1週間は大会での使用を制限しよう」
こうした事情から、公式がルールを設けていたのです。
そして、新弾初日のフラッグシップバトルでは、予想通り青紫ルフィが各地で優勝を飾りました。
筆者の観測範囲では、優勝デッキの約半数が青紫ルフィでした。しかし、その中で紫カタクリの優勝報告も見られたのです。

青紫ルフィの猛威が広がる中、紫カタクリがその波をかき分けて戦っていたのでした。
そこで今回は、紫カタクリのデッキについて解説していきます!
1. 紫カタクリの基本
紫カタクリのリーダー効果は、ドン‼︎を1つデッキに戻すことで、自身のパワーを+1000するというもの。
これは、自分のターンでも相手のターンでも使える強力な効果です。
相手ターンにパワーを上げて防御できる点は、赤シャンクスのリーダー効果と似ています。
ただし、赤シャンクスはいつでも自由に使えるのに対し、紫カタクリはドン‼︎を戻さないといけないため、序盤から気軽に使うことはできません。
一方で、アタック時にも+1000できるのは赤シャンクスにはない強みです。
さらに、シャーロット・プリンやシャーロット・ペロスペローがいれば、使ったドン‼︎をすぐに回収できるため、実質タダでリーダー効果を発動できます。
こうした効果を活かしながら、シャーロット・カタクリやシャーロット・リンリンといった大型キャラで圧倒していくのが、紫カタクリの基本的な戦い方になります。

2. 紫カタクリのデッキレシピと解説
まずは、筆者が組んだデッキレシピを紹介しましょう。

このデッキの動きは、後日「トモハッピーチャンネル」でも公開予定です!
基本的な立ち回りは、先攻でドン‼︎加速をしつつ、カタクリや10リンリンを叩きつけることになります。
「でも、紫カタクリってドン‼︎加速できるのシャーロット・ブリュレだけじゃない?」
と思うかもしれません。しかし、実はブリュレがいなくても最速で加速する方法があります。
それが、
- 《プリン》を2体並べる
- 《プリン》と《ペロスペロー》を並べる
このどちらかの状態でリーダー効果を発動することです。
リーダー効果でドン‼︎が1つ減るものの、プリンやペロスペローが2つ回収してくるため、結果的にドン‼︎を増やせる仕組みになっています。
この動きを活かしながら、
《プリン》→《ペロスペロー》→《カタクリ》→《リンリン》とビッグ・マム海賊団の面々を順番に展開していくのが理想的な流れです。
この展開ができれば、毎ターン6000パンチを繰り出しつつ、大型キャラまでつなげられます。青紫ルフィ相手でも押し切ることが可能です。
後攻の場合も基本的な立ち回りは同じです。先攻のようにドン‼︎加速はできませんが、
《ペロスペロー》→《カタクリ》→《リンリン》とスムーズに繋げることを意識すればOKです。
3. 紫カタクリの回し方
紫カタクリを使う上で重要なのは、シンプルな動きを心がけることです。
基本的に1ターンに1体キャラを展開し、愚直に相手リーダーへ攻撃していくのがコツ。
序盤に多少ライフを失っても、焦る必要はありません。終盤になればカタクリが大型ブロッカーとして機能し、最終的にはリンリンの大技でリーダーのパワーを7000まで引き上げられます。

「キャラの除去に回るよりも、ライフを削りにいく」
これが紫カタクリの基本戦略です。
また、黄色カタクリや赤シャンクスを使っていた人なら、プレイ感が似ているので手になじみやすいのもポイント。
相手の動きを意識しすぎず、まずは自分の動きを押し付けることを意識してプレイしましょう!
4. 紫カタクリの弱点
紫カタクリには3つの大きな弱点があります。
① 7000パワー連打に弱い
紫カタクリは手札の補充が難しいデッキなので、手札を2枚要求する7000のアタックを仕掛けられると厳しい戦いになります。
特に緑紫ルフィのサンジ&プリンやモンキー・D・ルフィのようにパワー7000で押し切ってくる相手には防戦一方になりがちです。
カタクリやリンリンを出して耐えたいところですが、それでも押し切られてしまう場面が多いです。

② キッドを超えられない
ユースタス・キッドのようなパワー8000を突破しづらいのも弱点の一つです。
筆者は対策として皇帝剣破々刃を採用していますが、たしぎやドンキホーテ・ロシナンテといったサポートがいると、思うようにKOできません。
8キッドが盤面に居座ると、一気に不利な展開になります。

③ 黒デッキに不利
紫カタクリは基本的に1ターンに1体ずつキャラを展開するデッキですが、黒デッキはそれを順番に除去していくだけですんでしまいます。
そのため、相手のペースにハマると何もできずにジリ貧になってしまいます。
ただし、2コストのシャーロット・カタクリから多面展開ができれば、盤面を作るチャンスはあります。
また、交流会でもらえるシャーロット・スムージーを採用することで、盤面を維持できるので試してみる価値はあります。
交流会にもぜひ参加して集めましょう!

おわりに
紫カタクリは、シンプルな動きで相手を押し切ることができる強力なデッキです。
青紫ルフィの影に隠れがちですが、実際に使ってみるとその安定感の高さがよく分かります。
リーダー効果を活かしながらプリンやペロスペローでドン‼︎を管理し、カタクリや10リンリンで一気に試合を決める展開は、使っていて非常に爽快感があるのです。
環境が進むにつれて、青紫ルフィ以外のデッキも台頭してくるでしょう。
そうなったとき、紫カタクリがどこまで活躍できるのか、今後のメタゲームの動きにも注目です。
「青紫ルフィ以外の選択肢を探している」
「シンプルに強い紫デッキを使いたい」
そんな人は、ぜひ紫カタクリを試してみてください!
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