こんにちは!山川洋明です。
今日はデッキ構築の基礎をお伝えします。
「自分でデッキを作ってみたらボロ負けしちゃった!」
「自分でもデッキを組めるようになりたい!」
そんな人のお役に立てる内容をお届けします!
そもそもなんで自分でデッキ構築するの?
ところで、デッキを自力で1から組み上げた経験はありますか?
筆者が見渡す範囲だと、デッキ構築が好きな人たちと、そうでない人で半々にわかれます。
デッキ構築が好きな人たちは、
・あれこれ試行錯誤するのが楽しい!
・お気に入りのカードを使ってみたい!
そうでない人からは、
・自作してもあまり勝てない
・プレイングの練習に時間を割きたい
といった理由を聞きます。
どちらの立場の主張ももっともですが、いろんなカードの組み合わせを考えてデッキを作る方がワンピカードをたくさん楽しむことができます!
電車の移動中や手持無沙汰なときにデッキを考えるのは時間効率も最適です!
好きなカードで構築しよう!
デッキ構築には大きく分けて2つの手法があります。
1つは、自分の理想を全力で貫く方法です。
好きなリーダーを選んで、そのリーダーをもっとも輝かせる構築を考えます。

例えば、ゾロが好きだから赤ゾロを組んでみたいというのも立派なスタート地点です。
この場合、リーダー効果が最大限生きるように考えるのがコツです。
リーダーゾロの効果は自分のキャラすべてがパワー+1000なので、もし盤面に5体キャラが並んでいたらとってもお得です。
1ドンで5体を強化できたなら、リーダー効果で5ドン分の価値を生み出したと言えます。
1コストや2コストのキャラを大量に入れ、キャラをいっぱい並べて一気に攻撃するアプローチで組んでいくことになります。
「リーダー効果をどうしたら最大限生かせるんだろう?」と考えて試行錯誤してみましょう!
リーダーではなく、好きなキャラカードから考えるのももちろんいいです。
たとえばドラゴン。

「ドラゴンをもっとも輝かせるリーダーは誰なのかな?」と考えるところから始まります。
同じ革命軍の赤黄ベティならカウンターレスのドラゴンをリーダー効果で自軍強化に使うことができます。

特徴は革命軍ではないものの、赤緑スモーカーであれば、リーダー効果でアクティブにできる2ドンと合わせることでパワー13000でアタックすることもできます。

お気に入りのカードから構築する場合、リーダーなら効果を最大限駆使できるようにしましょう。
キャラカードからなら、誰のもとで一番輝けるのかを真剣に考えることから始まります。
環境のソリューション
もう一つの構築手法は、環境の最適解(ソリューション)を見つけてぶつけるものです。
今だと青紫ルフィが環境の王者として君臨しています。仮想敵を決め、そこだけは絶対に落とさないデッキ構築をするところから始まります。
ここまで例に挙げた赤ゾロや赤黄ベティはまさにソリューションになりえます。
どちらも青紫ルフィ相手に比較的戦いやすいからです。環境の王者に勝てるデッキを、他の二番手や三番手のデッキに勝てるように調整できれば、それも立派なソリューションになります。
ワンピカードの特徴として、最大勢力のデッキでも大会では30%程度の使用率までしか増えません。
どんなに青紫ルフィが強いとわかっていたとしても、青紫ルフィを倒しに来るチャレンジャーたちがいるからです。
ワンピースは海賊の話なので、プレイヤーも海賊魂、つまりチャレンジ精神あふれるプレイヤーが多いと言えます。
この背景により、大会では青紫ルフィを倒しにきたプレイヤー同士の戦いも勃発します。
「青紫ルフィだけには勝てる」という構築では上には行けないのです。
青紫ルフィにある程度勝てる上で、他のデッキにも勝てるように組むことが求められます。
デッキ構築の基本
デッキ構築初心者にオススメなのは、13種類のカードを決めればいいという考え方です。
12種類のカードを4枚入れ、最後の13種類目のカードは2枚だけ入れれば、ピッタリ50枚になります。
筆者の構築するデッキもほとんどこの構成になっています。
まず、デッキの魂になるカードを4枚。これはあなたの好きなカードを選べばいいので、比較的一瞬で決まります。
・お気に入りのカード
・どうしても使ってみたいカード
デッキの魂となる部分です。細かい理由なんていりません。
次に、2000カウンターを3種類決めましょう。
昨今のワンピカードでは、2000カウンターが3種類で12枚投入されたデッキが成果を出しやすいです(青紫ルフィや他のパワー6000のリーダーは例外です)。
2000カウンターは場に出すことが少なめなので、仮にカード選択を間違えたとしても被害が少なくて済みます。
採用されやすいものとしては、たとえば緑ならたしぎ。除去からキャラを守ってくれるので定番ですね。

紫ならサンジ。終盤ならブロッカーとして立ちはだかります。

色ごとに即当選レベルのカードたちもいます。ただし、特定の相手や場面でしか場に出したくないので、むやみやたらとプレイするのは控えるようにしましょう。
2000カウンターが決まったら、次はブロッカーを2種類選びましょう。
ワンピカードではブロッカーは非常に強烈です。どれだけ相手のパワーが高くても、たった1枚のブロッカーでしのげるからです。
終盤にブロッカーをまとめておけば、相手も容易にとどめを刺せなくなります。
ブロッカーの次には、できればイベントカウンターを1種類入れたいところです。
紫ならゴムゴムの巨人が定番ですね。

赤ならラディカルビームが定番です。特にパワーを4000あげるカウンターは、相手が終盤にかけてパワー7000で攻撃することが増える場面で輝きます。
ここまでで、
- 魂のカード 1種類
- 2000カウンター 3種類
- ブロッカー 2種類
- イベントカウンター 1種類
13種類中7種類が決まりました。あと6種類です。
相手キャラをKOしたり、ブロッカーを排除できるカードも2種類入れましょう。
ウソ八のように2000カウンターの役割を持ちながら、ブロッカー排除も担える強力なカードもあります。

一人二役できるカードを見つけたら、ラッキーだと思って、その枠にさらに好きなカードを放り込みましょう。
さて、相手のキャラに干渉できるカードも入れたことで、デッキは32枚ほど決まったことでしょう。
ここからは、自分のデッキに足りないコスト帯のキャラを入れていくのがおススメです。
たとえば、
「32枚並べてみたら5ドン以上ばかり」
高カロリーなカードばかりになったとのであれば、3コストや4コストのカードを手厚くしましょう。
逆に、
「2-4コストのカードしかない」
と言うのであれば、大型キャラを増やしていくのがおススメです。
こうやってデッキを40枚程度まで組み上げたら、最後にサーチカードを入れられるか検討しましょう。
サーチカードはデッキの再現性を高める一方で、空振りに終わると手札を1枚失うことになります。
たとえばナミのように5枚見て条件を満たすカードを加えるカードの場合、サーチ対象が20枚で成功率は93%です。

「93%もある!」と油断してはいけません。
フラッグシップバトルやスタンダードバトルでは多いと5回戦あります。毎試合1回サーチをする…つまり、5連続で成功する確率となると70%まで低下します。
大事な決勝戦で空振りして相手より手札が少ない状態で試合が進んでしまうことがあるのです。
サーチカードを入れるのであれば、対象ができれば20枚以上になるように構築しましょう!
13種類目のカード2枚をサーチで連れてこれるカードにするのもおススメです。
まとめ
今日はデッキ構築の基礎をお届けしました!
13種類のカードを決める方法であれば、比較的簡単にまとまりのあるデッキを作ることができます。
自分の好きなカードから作ってもいいし、環境の最適解を探す構築方法でもいいです。
ぜひデッキ構築を楽しんでください!
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