- 緑ゾロのデッキレシピは?
- 緑ゾロの回し方は?何を意識してプレイすれば良い?
- 他の環境デッキとの相性は?
こんにちは!山川洋明です。
新弾「師弟の絆」が発売され、新リーダーたちが続々と使われています!その中でも、ずば抜けて使用されているのが、緑ゾロです。
緑ゾロデッキはワンピースカードゲーム第12弾「師弟の絆」で登場した、ロロノア・ゾロ[OP12-020]をリーダーとしたデッキ。
効果が発表された段階から話題となり、リリース後も新リーダーの中では圧倒的なシェア率を誇り、12弾環境のTier1デッキの1つといえます。
そこで本記事では、緑ゾロのデッキレシピから回し方、環境デッキとの相性と対策方法まで徹底解説。
- 緑ゾロのデッキレシピ
- 緑ゾロの回し方
- 緑ゾロの現在の環境デッキとの相性
- 緑ゾロデッキのQ&A
本記事を読めば、緑ゾロデッキの使い方がわかることでしょう。
緑ゾロのデッキレシピと解説
まずは、緑ゾロデッキの核となるレシピと、その特徴について深く掘り下げていきます。
緑ゾロのデッキレシピ

リーダー | |||||||||||
緑ゾロ | |||||||||||
コスト | キャラクター | 枚数 | コスト | キャラクター | 枚数 | ||||||
1 | 《OP12-028]》光月日和 | 4 | 5 | 《OP12-031》たしぎ | 4 | ||||||
1 | 《OP12-034》ペローナ | 4 | 8 | 《OP12-030》ジュラキュール・ミホーク | 4 | ||||||
2 | 《OP12-027》コウシロウ | 4 | 1 | 《OP01-057》桃源白滝 | 4 | ||||||
3 | 《OP10-032》たしぎ | 4 | 1 | 《OP12-037》鬼気 九刀流 阿修羅 抜剣 亡者戯 | 2 | ||||||
3 | 《OP12-029》霜月コウ三郎 | 4 | 3 | 《OP12-039》ルフィは海賊王になる男だ!!! | 4 | ||||||
5 | 《EB01-012》キャベンディッシュ | 4 | |||||||||
4 | 《OP12-026》くいな | 4 | |||||||||
4 | 《OP12-036》ロロノア・ゾロ | 4 |
リーダー | |||||||||||
ロロノア・ゾロ | |||||||||||
コスト | キャラクター | 枚数 | |||||||||
1 | 《OP12-028]》光月日和 | 4 | |||||||||
1 | 《OP12-034》ペローナ | 4 | |||||||||
2 | 《OP12-027》コウシロウ | 4 | |||||||||
3 | 《OP10-032》たしぎ | 4 | |||||||||
3 | 《OP12-029》霜月コウ三郎 | 4 | |||||||||
5 | 《EB01-012》キャベンディッシュ | 4 | |||||||||
4 | 《OP12-026》くいな | 4 | |||||||||
4 | 《OP12-036》ロロノア・ゾロ | 4 | |||||||||
5 | 《OP12-031》たしぎー | 4 | |||||||||
8 | 《OP12-030》ジュラキュール・ミホーク | 4 | |||||||||
1 | 《OP01-057》桃源白滝 | 4 | |||||||||
1 | 《OP12-037》鬼気 九刀流 阿修羅 抜剣 亡者戯 | 2 | |||||||||
3 | 《OP12-039》ルフィは海賊王になる男だ!!! | 4 | |||||||||
リーダーの解説

リーダー「緑ゾロ」の能力は、本当に強力です。
3ドン以上ついていたら、アクティブ状態の7コスト以下のキャラに攻撃した後、他の対象(リーダーや8コスト以上のキャラ)にアタックできるというもの。アタック対象に指定はありますが、おおむね相手のキャラを攻撃した後に、相手のリーダーに攻撃することになります。

キャラに攻撃した後に、リーダーにも攻撃できるという破格の能力は、まさに緑ゾロを象徴する強みと言えるでしょう。
ワンピースカードの鉄則として、アタックすると相手はキャラ、手札、あるいはライフのどれかを失います。
例外として、高パワーのブロッカーに止められて何も起こらないことがありますが、リーダーゾロは基本的にパワー8000で攻撃するため、代償なしに止められるブロッカーは現環境ではティーチくらいしかいません。


相手にレストのキャラがいる限り、基本的に毎ターン緑ゾロはアタック一回分のアドバンテージを取れると言っても過言ではありません。この圧倒的な攻撃回数と制圧力こそが、緑ゾロが新環境で猛威を振るっている理由なのです。
緑キッドと比較すると、リーダーに2回、7コスト以下のキャラに2回攻撃するような自由度はありませんが、手札も減らないし、攻撃回数も火力も減らないのが緑ゾロの大きな強みです。



素直にキャラとリーダーを攻撃していれば、自然と有利になっていく、非常に使いやすいリーダーと言えるでしょう。
緑ゾロデッキの特徴
緑ゾロデッキは、もしかしたらびっくりされるかもしれませんが、実は「除去デッキ」としての側面を強く持っています。
くいなやたしぎといったカードで相手の中堅どころのキャラを毎ターン片っ端からレストにして、そこにリーダーゾロや他のアタッカーで全力で叩き続けることができるのです。
例えば、先手であればたしぎで相手キャラをレストにし、リーダーゾロのパワー8000アタックで相手の4コストキャラに殴り掛かる動きは非常に強力です。この攻撃を容易に守れるリーダーは、現環境ではほぼ存在しません。


後手の場合でも、2ターン目にくいなで相手のキャラをレストにできるので、そこに8000アタックをお見舞いすれば事なきを得ます。


このように、相手のキャラをレストにして一方的に攻撃し、KOし続けるのが緑ゾロデッキの最大の特徴です。そして、その間に自分だけキャラを並べておいしい思いをすることができるんです。
緑のデッキなら他にもキャロットやボニーなどでも相手のキャラをレストにして叩き続ける戦法は取れます。
しかし、彼女たちの戦い方だと、相手リーダーのライフを削るという点で物足りなさを感じることがあります。
緑ゾロであれば、相手リーダーへの攻撃も毎ターン安定して行えるため、ライフレースで負けることがほとんどありません。キャラ除去とリーダー攻撃、この両立が緑ゾロの圧倒的な強さの秘訣なのです。
緑ゾロの回し方・戦い方
次に、緑ゾロデッキを最大限に活かすための具体的な回し方と戦い方について解説します。
マリガン基準
緑ゾロデッキにおいて、マリガンの基準は非常に明確です。
圧倒的にたしぎがものを言います。たしぎを複数枚手札に持ち、相手の6コスト以下のキャラを片っ端からレストにして全滅させるのが理想の展開です。
もちろん、たしぎをサーチできるカードがたくさん手札にあれば、たしぎがなくてもキープを検討して構いません。
ただし、赤ゾロやベロ・ベティなど、序盤から小型キャラを大量に展開してくる相手に対しては、くいなでレストにしたり、ペローナで小型キャラを討ち取りにいける手札も評価値が上がります。相手の展開に合わせて、柔軟なマリガン判断が求められます。


序盤
序盤は、ペローナや光月日和といった手札を整えるカードを使って、積極的に理想の手札に近づけていきます。とにかくたしぎが欲しい場面です。


もしたしぎが複数枚手札にあって十分だと感じたら、終盤の安全確保のためにミホークを回収しておくのも非常に有効な選択肢となります。
中盤
中盤は、いよいよ緑ゾロの真骨頂です。
たしぎやくいなで相手のキャラをレストにして、容赦なく殲滅していきましょう。
リーダーゾロでキャラを攻撃する際は、甘えずありったけのドンをつけましょう。
ついつい「相手のパワー+2000」で攻撃しがちですが、緑ゾロでは「ありったけのドンで倒しにいく」という意識を持って問題ありません。
下手に欲張ったり、情けをかけたりすると、相手が2000カウンター2枚でキャラを守ったりして、せっかくの攻撃が不発に終わってしまうことがあります。相手のキャラがうっかり生き残ってしまうと、一気に劣勢になりかねません。とにかく、相手のキャラは確実にKOしていくことを心がけましょう。
終盤(8ドン〜10ドン)
終盤の戦い方は、実は非常に難しく、プレイヤーの腕と研究しがいがあるポイントです。基本的に二つのルートがあります。
1.「ルフィは海賊王になる」で攻めるルート
相手の中堅キャラを殲滅し続けて、自分のリーダーのライフに余裕があるなら、積極的に相手のライフを奪いにいきましょう。「たしぎ」とリーダーゾロによる複数攻撃で、相手が陥落するのは時間の問題です。相手のカウンター値が枯れていれば、このルートで一気にゲームエンドまで持っていくことができます。


2.ミホークで守るルート
緑ゾロは相手の中堅キャラまでは容赦なくKOできますが、大型キャラ、特に8コスト以上のキャラクター相手には、リーダーゾロだけでは仕留めきれないことが往々にしてあります。
そのような場合は、ミホークを確実なブロッカーとして立てて、守りを固めながら相手のライフを削りに行きましょう。 ミホークから浮いたドンはリーダーゾロにつけて攻撃力を高めたり、桃源白滝でうまくミホークをアクティブにしてブロッカーに回すと非常に効果的です。相手のアタックをミホークで受け続け、その間にリーサルを目指す、非常に粘り強い戦術です。


緑ゾロの対戦動画
緑ゾロの対戦動画はこちらからご覧ください。トモハッピーさんVSきたばさんです!
紫フォクシーのリーダー効果は、相手のリーダーの攻撃を封殺します。果たして緑ゾロはフォクシーを乗り越えられるのか!?
ぜひご覧ください。
緑ゾロの入れ替え候補カード
緑ゾロデッキは非常に完成度が高いですが、環境や個人のプレイスタイルに合わせて、いくつかのカードを入れ替えることで、さらに磨きをかけることができます。
特に注目したいのは、新しい5コストのボニーです。このカードはミホークや桃源白滝とも非常に相性が良く、デッキの安定性を高めてくれます。
パワーラインが8000と6000のブロッカーが並ぶと、相手も効果的なアタックができなくなるため、非常に堅牢な盤面を築くことができます。


また、緑ゾロデッキは強力なカードが多い反面、手札にカウンターレスのカードがたまりやすい傾向があります。そんな時に「ボニー」のドロー効果は非常にうれしいです。手札の質を向上させ、次のアクションへとつなげやすくなります。
緑ゾロのデッキ相性
緑ゾロは非常に強力なリーダーですが、もちろん得意な相手と苦手な相手が存在します。
有利対面
ベロ・ベティ
ベロ・ベティはキャラを並べて一気に8000以上の攻撃を連打するデッキです。緑ゾロのレスト除去能力と高パワーアタックで、相手の盤面を一方的に破壊することができます。特に、ベロ・ベティの主力であるアタッカーたちは緑ゾロの絶好の標的となり、レスト効果とリーダーの攻撃で次々とKOしていくことで、相手の攻め手を完全に封じることが可能です。
青紫サンジ
青紫サンジは大量ドローからの優秀なキャラの展開が強力なリーダーですが、緑ゾロのレスト効果と高パワーアタックの餌食になりやすいです。サンジやレイジュといったキーカードをKOし続けることで、相手の目指す強力な盤面を構築させず、そのまま押し切ることができます。
不利対面




緑ボニー
アタック回数を稼げるはずの緑ゾロですが、緑ボニーのレスト効果には手を焼きます。たしぎやミホークを封殺されると、アタック回数が足りなくなります。
黄エネル
大型キャラだらけのエネルに対してはリーダー効果を発動する機会が限られます。さらに、相手リーダーを倒すにはキャラと一緒に複数回攻撃を叩き込まなければなりません。そのアタック回数をねん出できず、相手に大型キャラが立ち並んでしまいます。
緑ゾロのよくある質問・ルール裁定
緑ゾロの特殊な能力に関する疑問や、よくあるルール裁定について、公式から引用して解説します。
- このカードが相手のリーダーにアタックして、相手がキャラの【ブロッカー】を発動し、そのキャラとバトルを行いました。
その後、【起動メイン効果】でこのカードをアクティブにできますか? -
はい、できます(補足:ライフ0のときにブロッカーで守るのは大変。もう一回アタックされるので、アタックされる側は手札のカウンターでしのぐか、ブロッカーを2体差し出すのが現実的です)。
- このカードが相手のキャラにアタックしたら、相手が緑青のリーダーロシナンテでブロッカーを発動しました。
このあと起動メイン効果でアクティブにできますか? -
いいえ、できません(補足:キャラへのアタックが成立していないからです)。
- ドンを2つつけてキャラとバトルを行いました。
その後、ドンを1つつけてから【起動メイン効果】でこのカードをアクティブにできますか? -
はい、できます(補足:キャラへのアタックは成立しているからです)。
- アタックしたあと、なんらかの効果で相手のキャラが場を離れました。
その後、【起動メイン効果】でこのカードをアクティブにできますか? -
いいえ、できません(補足:キャラへのアタックが成立していないからです)。
まとめ
新リーダー「緑ゾロ」は、その圧倒的な攻撃回数と除去能力で、現在のワンピースカード環境において間違いなくトップメタの一角を担う存在です。
相手のキャラをレストにして一方的に攻撃してKOし、その間にリーダーへの攻撃も怠らない。このシンプルかつ強力な戦術が、多くのプレイヤーを魅了し、勝利へと導いています。
マリガンから序盤、中盤、終盤と、それぞれのフェーズで意識すべきポイントを押さえ、デッキの特徴を最大限に活かすことで、緑ゾロはまさに「鬼に金棒」となります。
確かに、青紫ルフィのような大型キャラを展開するデッキには苦戦を強いられることもありますが、環境の主流デッキに対する有利不利を理解し、プレイングでそれを乗り越える工夫を凝らすことで、どんな相手にも対応できるのが緑ゾロの奥深さでもあります。
筆者も、この緑ゾロデッキの研究をさらに深め、今後の大会での活躍を目指していきたいと思っています。ぜひ皆さんも、この「緑ゾロ」を手に取り、その圧倒的な制圧力を体験してみてください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
コメント