3月15日の公式3on3でワンハッピーのオーナーであるトモハッピーチームが優勝しました!
チームメイトは日本一の月うさぎ選手(青紫ルフィ)、マジック・ザ・ギャザリングやホロライブカードでも大活躍のヤソさんことユキ選手(緑紫ルフィ)でした。
そしてトモハッピーはなんと青ドフラミンゴで11勝1敗と好成績をおさめ、チームを優勝に導いたのでした!
この記事を執筆中に禁止・制限カード改定が発表されました。
「過去の環境を振り返っても意味がないじゃないか」
と、思われる方もいるかもしれません。
ジンベエが禁止されて青ドフラミンゴはこれからシェアを失うことは目に見えています。
とは言え、禁止改定前の環境で勝ちにいった素晴らしいアプローチを振り返ることは、プレイヤーのレベルを高める上で大事です。
まさかのバニラカード!?

トモハッピー式レシピで目を引くのが4コスト6000のバニラのゲッコー・モリアです。
同じ4コストパワー6000にはエドワード・ウィーブルやボア・ハンコックが採用されています。これら8枚に加え、さらに追加のパワー6000のキャラです。
今回の環境・・・に限らず禁止改定後の世界でも青紫ルフィと緑紫ルフィが環境を牛耳ります。
どちらのリーダーもパワー6000です。
緑紫ルフィはゲーム序盤こそパワー5000ですが、中盤からは毎ターン能力を起動してパワー6000になります。
従来の青ドフラミンゴはパワー5000で登場時効果を持つキャラをてんこ盛りにしていました。
パワー5000のキャラたちは青紫ルフィや緑紫ルフィ相手にはパワー不足です。アタックするために常に1ドンつけることを要求されるからです。
アタックのためにドンを使い続けていては、青ドフラミンゴの長所である展開が阻害されてしまいます。
トモハッピー式青ドフラミンゴはパワー6000のキャラを最大限採用することで、パワー6000青紫ルフィや緑紫ルフィ相手にドン消費なしでアタックし続けられるのです。
このバニラモリアによるアプローチが功を奏し、対青紫ルフィでは5勝1敗と圧倒しました。
手札の減らないドン加速大看板”災害”
チームメイトの月うさぎ選手が持ち込んだ青紫ルフィは随所に工夫がなされています。

特に目を引くのが大看板”災害”です。青紫ルフィはドン加速を連打して、リーダー効果を発動して盤面を制圧していきます。
ドン加速カードは手札を消耗することや、終盤引いても使い道がないといった弱点があります。

大看板”災害”には1ドローがついているため、ドン加速カードの弱点である手札消費が抑えられます。
さらにこの1ドローのおかげで、ミラーマッチで連打したいサンジを引く確率も上がります。
たった1枚の差ではありますが、特にミラーマッチでは小さな差の積み重ねが勝敗を分けることになるのです。
ルフィ太郎出張!
ユキ選手のレシピも異彩を放っています。紫ルフィ定番のルフィ太郎が採用されているのです。

ユキ選手から、「先手でサンジ&プリンを出せなかった時に、遅れを取り戻すためにルフィ太郎が必要」と採用理由を教えてもらいました。
「キーカードを引けなかったら負けてしまう」のはカードゲーマーとしては悔しい負け方の一つです。
だったら「引けなかった時のプランBも用意すべき」というのは非常に理にかなった思想でしょう。

またデッキに1枚だけ採用されているガンマナイフも必殺技として機能します。
具体的に言うと、赤緑スモーカーに採用されているユースタス・キッドを容易に突破できるようになるのです。
おわりに
チーム編成は青ドフラミンゴ、青紫ルフィ、緑紫ルフィとデッキパワーの高いデッキが選び抜かれましたが、個々のデッキを見るとそれぞれに工夫の数々が見られます。
特に青紫ルフィの大看板”災害”や、緑紫ルフィのルフィ太郎などは禁止改定後の環境でも活躍することでしょう。
優勝チームのアプローチを参考にしながら、今後の環境も楽しんで戦いましょう!
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