- デッキ構築のコツは?
- どうやってカードを選べば良い?
- デッキの構築にルールはある?
ワンピースカードで遊んでいると、最初は誰しもデッキの構築方法で迷うことでしょう。
デッキ構築と聞くと、「難しそう」「ネットのデッキレシピをそのまま使えばいいや」と思う方も多いことでしょう。
確かに、SNSやサイトで調べれば流行りのデッキレシピはたくさん出てきますが、自分でデッキ構築ができると楽しさがさらに倍増します。

デッキの作り方さえ押さえておけば、既存のデッキレシピから組み替えることも簡単にできるようになります。
本記事では初心者から中級者向けに、ワンピースカードのデッキの作り方やコツを徹底解説。
これを読めばあなたも自分でデッキを構築できるようになり、プレイにも幅が出て楽しさが倍増することでしょう。
ワンピースカードのデッキの作り方・組み方
デッキの作る手順は以下の7ステップ。
- 使いたいカードを1枚決める
- 相性の良いカードを探す
- サーチカードを入れる
- 環境に合うカードを探す
- マナカーブを見直す
- カウンター値を見直す
- 実際に対戦して調整
これらの手順を踏むことで、バランスの良い強力なデッキを作ることができます。
それでは順番に見ていきましょう。
使いたいカードを1枚決める
まずは自分が使いたいカードを1枚決めます。
自分が活躍させたいカードを1枚決めて、そのカードを軸にデッキのコンセプトを決めていきます。
これはキャラカードでもリーダーカードでもイベントカードでも構いません。
選び方も自由です。
「キャラが好き」「シンプルに効果が強い」「今流行りのデッキを対策できるから」など、どんな理由でもOK。
後から変えることはいくらでもできるので、まずは気軽にお好きなカードを選んでみてください。
初心者の方は、まずは他人のデッキレシピをマネしてしまうのがおすすめ。
サイトやSNSには、他のプレイヤーが作ったデッキレシピや環境で流行っている構築がたくさん載っています。
最初は分からないカードが多くて、一人でデッキの構築を考えるのはハードルが高いですよね。
なのでまずは強い構築をマネしてしまって、実際に使っていく中で自分が使いにくいカードを自分好みのカードに入れ替えていきましょう。



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相性の良いカードを探す
続いて、①で選んだカードと相性の良いカードを考えます。
相性の良いカードを決めるコツは、あらかじめ①で選んだカードの強みと弱みを把握しておくことです。
強みと弱みを把握しておくことで、強みを活かせるカードと弱みを補えるカードを選ぶことができます。
今回は、ブースターパック第11弾「神速の拳」で登場したリーダーである、モンキー・D・ルフィ[OP11-040]を例に挙げて説明していきたいと思います。
OP11-040|青/紫|LEADER | |||
ライフ | 3 | 属性 | 特 |
パワー | 6000 | カウンター | – |
特徴 麦わらの一味 | |||
カードテキスト 自分のターン開始時、発動できる。自分の場のドン!!が8枚以上ある場合、自分のデッキの上から5枚を見て、特徴《麦わらの一味》を持つカード1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番に並び替え、デッキの上か下に置く。 |
こちらのルフィの強みと弱みは以下の通りです。
ワンピースカードの多くのリーダーのパワーが5000なのに対し、こちらのルフィはパワーが6000あります。
さらに山札の上から5枚をみて、特徴《麦わらの一味》を持つカードをサーチできる上、好きな順番で山札の上に戻すことができます。
ターン開始のドローと合わせて計2枚のカードを手札に加えることができ、常に潤沢な手札で戦うことができます。
一方でライフが3しかなく、リーダー効果を発動できるまで時間がかかるため、序盤から攻め込まれる展開を苦手とします。



強みと弱みがわかったところで、相性の良いカードを選んでいきます。
まずルフィの強みである、デッキトップを操作できる効果を最も活かせるカードは、サンジ[OP06-119]でしょう。
OP06-119|青|CHARACTER | |||
コスト | 9 | 属性 | 打 |
パワー | 9000 | カウンター | – |
特徴 麦わらの一味 | |||
カードテキスト 登場時 自分のデッキの上から1枚を公開し、「サンジ」以外のコスト9以下のキャラ1枚までを、登場させる。その後、残りをデッキの下に置く。 |
サンジは山札の1枚のキャラをコストを踏み倒して登場させることができるため、意図的にデッキトップを操作できるルフィのリーダー効果と相性抜群。
一方で、弱みを補えるカードは、ライフを追加できるシャーロット・リンリンがあげられます。
OP08-069|紫|CHARACTER | |||
コスト | 9 | 属性 | 特 |
パワー | 9000 | カウンター | – |
特徴 元ロックス海賊団/ビッグ・マム海賊団 | |||
カードテキスト 登場時 ドン!!-1、自分の手札1枚を捨てることができる:自分のデッキの上から1枚までを、ライフの上に加える。その後、相手のコスト6以下のキャラ1枚までを、相手のライフの上か下に表向きで加える。 |
さらに山札を操作することで、追加するライフにトリガーを仕込むこともできるため、リーダー効果とも非常にシナジーがあります。
ライフを追加するだけでなく相手のコスト6以下のキャラも除去できるため、終盤までの繋ぎ役として、ルフィの弱点を補えます。
このように強みと弱みを踏まえた上で、相性の良いカードを選出することで、バランスの良いデッキになります。
ここで一つ注意したいのが、①で選んだカードの弱みを考慮しすぎないことです。
選んだカードの弱みを補うカードばかりを入れてしまうと、逆に強みを活かすカードの割合が減ってしまい、自分のやりたいことができないどっちつかずなデッキになってしまう恐れがあります。
今回の例で言えば、リーダールフィの動き出しの遅さを補うためにドンを加速するカードばかり入れてしまうと、逆に大型キャラの割合が減ってしまい、終盤の火力が落ちてしまいます。
本来やりたかったことができなくなってしまっては、本末転倒ですよね。



選んだカードのポテンシャルを最大限引き出すためには、弱みを補うカードよりも強みを活かせるカードを優先的に選んでいくことが大切。
サーチカードを入れる
サーチカードとは、デッキの上から何枚かを確認し、特定のカードを手札に加える効果を持つカードのことをいいます。
基本的に低コストで、特定の特徴を持つカードを手札に加える効果を持っています。






サーチ効果で、パワーカードや必要なパーツをより高い確率で手札に引き込むことで、やりたい戦術や立ち回りの再現性の向上につながります。
活躍させたいカードを引けずに終わってしまったら悲しいですよね。そういった事故の確率を減らすために、サーチカードは欠かせません。
大体4枚〜8枚程度採用されることが多いです。



動きの再現性を上げるためにサーチカードは外せません!
選んだカードを活躍させるためにもぜひ採用しましょう。
とはいえ、サーチ効果でどんなカードでも回収できるわけではなく、特徴やコストの条件を満たすカードしか回収できない点には注意が必要です。
サーチの対象となる特徴を持つカードがデッキに十分入っていないと、サーチを失敗する可能性があります。
サーチが外れると、せっかく発動した効果と消費したドンが無駄になってしまうため、デッキ構築時にサーチ対象のカードもしっかり確保しておくのが大切です。
マナカーブを見直す
マナカーブとは、カードをコスト順別に並べ、それぞれに含まれるカード枚数をグラフにした際に描かれるカードのこと。
マナカーブを確認することで、デッキのバランスを把握しやすくなります。




基本的には、マナカーブが綺麗な山型の弧を描くような曲線になるのが理想です。
上記画像は一例ですが、コストが大きくなるにつれて枚数が少なくなっていきます。
これは、高コストのカードばかりのデッキでは、序盤にプレイできるカードが少なくなり、大幅なテンポロスとなってしまうためです。
デッキやアーキタイプによって異なるため、あくまで目安となりますが、マナカーブを守ることでバランスの良い安定したデッキを組むことができます。



マナカーブを確認して、デッキのバランスを調整しましょう。
デッキ全体のカウンター値を計算する
マナカーブを確認したら、デッキ全体のカウンター値を確認しましょう。
ワンピースカードにおいてカウンターはとても重要な要素。
手札のカウンターが足りないと、重要な局面でキャラやライフを守ることができず、不利になってしまいます。



カウンターが不足しないように、デッキ全体のカウンター値を確認し、不足している場合はカウンター持ちのカードを増やしましょう。
目安としては、30〜35枚ほどあると良いでしょう。
2000カウンターを多く積むことで、デッキのカウンター値を高めることができます。
2000カウンターが多いと、より少ない手札で守れる場面が増え手札を温存しながら戦えるため、積極的に採用しましょう。
実際に対戦して調整
デッキが作れたら、実際に試合を通してデッキの微調整を行いましょう。
実際にプレイしみると、デッキを組んだ時には気づけなかった課題や、一方で予想以上に活躍するカードが見つかったりと、新たな発見があるはずです。
- 想定よりも出番の少なかったカード
- 想定よりも活躍できるカード
- 相性の良いコンボや立ち回り
- 有利なデッキと不利なデッキ
- カウンター値の不足
こうした気づきを得ることで、さらに自分にとって使いやすく強力なデッキに仕上げることができます。
例えば、
「試しに1枚だけ入れてみたカードが思いの外活躍するなら採用枚数を増やしてみたり」
「流行しているデッキに対して不利だと感じたら、それを対策できるカードを投入してみたり」
「手札のカウンターが少ないなと感じたらカウンター値を持つカードを増やしてみたり」
このように、試行錯誤を重ねることで、あなたにとっての理想のデッキへと仕上がっていきます。



カードを入れ替えながら自分なりのベストな構築を模索するのが、カードゲームの醍醐味です!
ワンピースカードのデッキ構築のコツ
ワンピースカードのデッキの作り方を見てきました。
これを踏まえて、初心者やデッキ作りに自信のない方に向けてのデッキを構築のコツについてお伝えします。
構築済みのデッキを改造する
初心者やデッキ作りに自信のない方は、まずは「構築済みデッキ」を使ってみることをおすすめします。
ワンピースカードの経験が浅いと、カードの知識も少なく、ゼロからデッキを組むのは難しく感じるはず。
デッキ作りに慣れていない状態で1から作ると、バランスが取れなかったり、思わぬ弱点ができたりして、中々勝てないことが多いです。
ゼロから作るよりも、構築済みデッキをベースにして、そこに改良を加えていくほうが、効率よく強いデッキを作ることができます。



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他人の構築をマネする
サイトやSNSで公開されているデッキレシピをマネしてみるのもおすすめ。
始めたばかりだと、カードの知識も少なく、ゼロからデッキを組むのは難しく感じるはず。
まずは、SNSやサイトで公開されているデッキレシピを参考にして、実際にプレイしながら、慣れてきたら自分なりの調整を加えてみると良いでしょう。



当メディアでデッキの解説記事内でデッキレシピを紹介しています!
≫デッキ解説記事一覧
ワンピースカードのデッキ構築のルール
最後にワンピースカードでデッキを構築する際のルールをご紹介します。
ルールに従ってデッキを構築する必要があります。
ワンピースカードを始めたばかりの初心者の方はぜひ参考にしてください。
リーダーの色と合わせる
デッキに入れるカードは、リーダーと同じ色でなければなりません。
赤のリーダーであれば赤のカードのみ、黄と緑の混色リーダーであれば、緑と黄のカードを入れることができます。
2色のリーダーは、2種類のカードを組み込めるため、構築の幅が広がります。
デッキの枚数は50枚
ワンピースカードでは、デッキ50枚、リーダーカード1枚、ドンカード10枚と決まっています。
デッキの枚数は50枚にしなければならず、50枚でも49枚でも認められません。
同じカードは4枚まで
同じナンバーのカードは最大で4枚までしか入れることができません。
例え絵柄が異なっていても、カードナンバーが同じカードは4枚までと決まっているため注意しましょう。



同じ名前でも、カードナンバーが異なっていれば何枚入れても大丈夫です。
禁止カード
ワンピースカードには禁止カードが存在します。
2025年3月時点で、11種類のカードが禁止とされています。
これらの禁止カードは、大会など公式の試合で、一切使用することができません。
大会で禁止カードを使用すると、即敗退などのペナルティを受けてしまうため要注意しましょう。



禁止カードの詳細は以下の記事をご覧ください。
≫【最新版】ワンピースカード禁止・制限カード一覧
まとめ
- 活躍させたいカードを軸にする
- 選んだカードと相性の良いカードを探す
- 対戦を通じてデッキを調整
- 構築済みデッキを改造するのもおすすめ
デッキを作る時は、まず自分が使いたいと思うカードを1枚選びます。
選んだカードの相性の良いカード(強みを活かせるカードと弱みを補えるカード)を探し、バランスの良いデッキ構築を目指しましょう。
ある程度決まったら実際の対戦を通して微調整を加えながら、強力なオリジナルデッキを追求しましょう。



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