- 黒ティーチのデッキレシピは?
- 黒ティーチの回し方は?何を意識してプレイすれば良い?
- 他のデッキとの相性は?
黒ティーチはワンピースカードゲーム第9弾「新たなる皇帝」で登場した、マーシャル・D・ティーチ[OP09-081]をリーダーとしたデッキ。
登場時効果を無効にするという非常にインパクトのあるリーダー効果を持ち、10弾でさらに強化されたことで現環境のTier1デッキとして猛威を振るっています。
そこで本記事では、黒ティーチのデッキレシピから回し方、環境デッキとの相性と対策方法まで徹底解説。
- 黒ティーチのデッキレシピと解説
- 黒ティーチの回し方
- 黒ティーチの環境デッキとの相性
- 黒ティーチ入れ替え候補のカード
- 黒ティーチへの対策
本記事を読めば、黒ティーチデッキの組み方と回し方がわかることでしょう。

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気になるカードはぜひチェックしてください!
黒ティーチのデッキレシピと解説
黒ティーチを使うならデッキの組み方は気になることでしょう。
まずは黒ティーチデッキレシピと採用カードの解説をしていきます。
- 黒ティーチのデッキレシピ
- リーダーの解説
- 採用カードの解説
それぞれ見ていきましょう。
デッキレシピ
リーダー | |||||||||||
マーシャル・D・ティーチ | |||||||||||
コスト | キャラクター | 枚数 | コスト | キャラクター | 枚数 | ||||||
1 | 《OP09-089》ストロンガー | 4 | 5 | 《OP10-082》クザン | 4 | ||||||
1 | 《OP09-095》ラフィット | 4 | 10 | 《OP09-093》マーシャル・D・ティーチ | 4 | ||||||
2 | 《OP09-090》ドクQ | 4 | 1 | 《OP09-096》おれの時代だァ!!!! | 4 | ||||||
2 | 《OP09-091》バスコ・ショット | 2 | 4 | 《EB01-051》指銃 | 2 | ||||||
3 | 《OP09-088》シリュウ | 2 | 4 | 《OP09-098》闇穴道 | 4 | ||||||
4 | 《EB01-048》ラブーン | 3 | 4 | 《OP10-098》解放 | 1 | ||||||
4 | 《OP09-086》ジーザス・バージェス | 4 | 1 | 《OP09-099》ハチノス | 4 | ||||||
5 | 《OP09-083》ヴァン・オーガー | 4 |
リーダー | |||||||||||
マーシャル・D・ティーチ | |||||||||||
コスト | キャラクター | 枚数 | |||||||||
1 | 《OP09-089》ストロンガー | 4 | |||||||||
1 | 《OP09-095》ラフィット | 4 | |||||||||
2 | 《OP09-090》ドクQ | 4 | |||||||||
2 | 《OP09-091》バスコ・ショット | 2 | |||||||||
3 | 《OP09-088》シリュウ | 2 | |||||||||
4 | 《EB01-048》ラブーン | 3 | |||||||||
4 | 《OP09-086》ジーザス・バージェス | 4 | |||||||||
5 | 《OP09-083》ヴァン・オーガー | 4 | |||||||||
5 | 《OP10-082》クザン | 4 | |||||||||
10 | 《OP09-093》マーシャル・D・ティーチ | 4 | |||||||||
1 | 《OP09-096》おれの時代だァ!!!! | 4 | |||||||||
4 | 《EB01-051》指銃 | 2 | |||||||||
4 | 《OP09-098》闇穴道 | 4 | |||||||||
6 | 《OP10-098》解放 | 1 | |||||||||
1 | 《OP09-099》ハチノス | 4 |
現環境での強さ | |
デッキを扱う難易度 | |
構築にかかる費用相場 | 7,000円〜14,000円 |
ワンハッピー販売価格 | 11,500円 |
アーキタイプ | コントロール |
リーダーの解説
OP09-081|黒|LEADER | |||
ライフ | 5 | 属性 | 特 |
パワー | 5000 | カウンター | – |
特徴 四皇/黒ひげ海賊団 | |||
自分の 登場時 効果は無効になる。 起動メイン 自分の手札1枚を捨てることができる:次の相手のターン終了時まで、相手の 登場時 効果は無効になる。 | カードテキスト
ワンピースカードのおよそ8割以上のキャラは登場時効果を持っていますが、これを全て無効化できてしまう恐ろしいリーダーです。
その尖った性能ゆえに環境TOPのリーダーとして君臨しています。
しかし手札の消費が激しいため、プレイヤーの練度によって強さが大きく変わる一面もあります。



特定のデッキに無類の強さを発揮するため、3on3のようなチーム戦での使用率がとても高いリーダーです。
採用カードの解説
続いて採用カードについて見ていきましょう。
黒ティーチはリーダー効果で相手のやりたいことを封じながら、バージェスや10ティーチなどの高パワーアタッカーでリーサルを狙うのが主な動きです。
しかし黒ティーチは自分も登場時効果を使えなくなるので、起動メイン で効果を発動するキャラカードで構築する必要があります。
中でも以下の効果を持つカードを多く採用しています。
- サーチカード
- コスト下げ
- 除去カード
サーチカード
上記のサーチカードで、ゲームプランの再現性を上げることができます。
メインアタッカーであるバージェスや、終盤で活躍する10ティーチをこれらのカードでサーチしましょう。
特にラフィットは場に残っている限り毎ターンサーチを行えるので、手札消費の激しい黒ティーチにおいて重宝するカードです。
コスト下げ
これらのカードで相手のコストを下げながら、後ほど紹介する除去札でKOを狙います。
上記の3キャラは全て効果の発動条件が起動メインなので毎ターン使用できます。
起動メインを使いまわされるのを嫌がった相手が、リーダーへの攻撃を後回しにして処理しにくるので、実質ブロッカーのような働きをさせることもできます。
除去カード
ドクQは起動メインなので、場に残っている限り毎ターン効果を使うことができます。
序盤に出せるかどうかでその後の立ち回りやすさが大きく変わるでしょう。
他にも指銃や闇穴道でもキャラをKOすることができ、特に闇穴道は相手キャラの効果を無効にした上でKOすることができる強力な除去札となっております。
キャラの効果を無効化できると、例えば緑ボニーの6ホーキンスやミラー対戦時のバージェス、さらには通常では中々KOできない7ジャックもかなりKOしやすくなります。
クザン
手札を1枚引きながらトラッシュにいるキャラと入れ替わることができます。
黒ティーチの弱点である手札の枯渇が緩和しながら、状況に合わせて臨機応変にトラッシュのキャラと入れ替わることができます。
起動メイン なので、アタックした後に入れ替わり効果を使える点が強力。
さらに除去耐性まで持っておりバトルでしか処理されないため、相手からすると非常に厄介なキャラと言えるでしょう。
黒ティーチの回し方
それでは実際に黒ティーチの回し方について見ていきましょう。
そんな黒ティーチの回し方を以下の4つに分けて解説。
- マリガンの基準
- 序盤の立ち回り
- 中盤の展開
- 終盤のフィニッシュ
ぜひ皆さんも黒ティーチの立ち回りをマスターしてください。
それではマリガンの基準から見ていきましょう。
マリガンの基準
マリガンで狙っていきたいのは上記の4枚。
ハチノスとラフィットは毎ターンサーチできる優秀なカードで、欲しいカードを引き込む際に大いに役に立ちます。
また除去札としてゲームを通して活躍できるドクQや、本デッキのメインアタッカーであるバージェスが引けていると心強いです。
序盤の立ち回り
序盤は、ラフィットとドクQが引けていれば最優先で場に出しましょう。特にドクQは序盤で出せていないと中盤以降で処理漏れが起こる可能性が高くなってしまいます
KO時にカードを1枚引けるので、出して損がないカードです。
他にはラフィットやハチノスのサーチ効果を使い、バージェスやヴァン・オーガー、10ティーチといった中盤から使用するキーカードを手札に引き込んでおきましょう。



中盤以降はリーダー効果を使う都合上、手札が枯渇しやすいです。
なので相手からの序盤の攻撃はあえて受けて、ライフからリソースを確保しておきましょう。
中盤の展開
中盤はメインアタッカーとなる「バージェス」や「クザン」を立てながら、引き続き盤面にキャラを展開していきます。
中盤以降はできる限り毎ターンリーダー効果を使いたいので、手札リソースを補充しながらカウンターを使いすぎないようにして戦います。
特にリソースを補充しながらトラッシュのキャラと入れ替われるクザンは中盤の要となります。


また中盤以降はドクQだけでなく、指銃や闇穴道でより高コスト帯のキャラを除去していきます。
バージェスのパワーを早めに上げておきたい場合は、トラッシュを肥やせる「指銃」を使い、相手にホーキンスやラッキー・ルウなど相手の場に厄介なキャラが並んでいる場合は、「闇穴道」をつかって効果を無効にしつつ処理しましょう。



キャラを出しつつ、相手の盤面リソースを奪っていきましょう。
終盤のフィニッシュ
終盤は、本デッキの切り札である10ティーチを連打しましょう。


パワー12000のブロッカーというスペックを持ちながら、相手のリーダーとキャラ1体を無力化できる凶悪な効果を持っています。
以下のような、相手のターン中に効果を発動するリーダーを無力化することができます。
他にもナミの特殊勝利も無効化することもできます。


どのリーダーも非常に強力な効果を持っており本来であれば簡単に勝負を決めさせてくれませんが、ティーチで無効化することで一方的に殴ることができます。
リーダーだけでなく、場にいる相手のキャラも1体無力化できるので、ティーチを連打することで相手に何もさせずに攻撃に転じることができます。
パワーも12000とフィニッシャーとしても申し分ないスペックを誇るので、場に並べてリーサルへと繋げましょう。
ティーチのリーダー効果は 起動メイン ですが、ターン1回 の指定がないため、実は何度でも使用することができます。
これは一見意味のないように見えますが、バージェスのパワーを上げるためにあえて手札を複数枚捨てることができるわけです。
なのでリーサル時にはこの小技を使ってバージェスのパワーが上がるようにトラッシュの枚数を増やすことで、リーサルの成功率を上げることができます。



このターンで勝ち切ろう!と判断した際に使える小技です。
黒ティーチ入れ替え候補のカード
ここでは本記事で紹介したデッキレシピの入れ替え候補となるカードを3枚ご紹介。
想定している相手や環境に合わせてカードの入れ替えを検討してください。
- 片足の兵隊[OP05-081]
- カイドウ[OP08-079]
- ジャック[ST10-013]
それぞれの詳細を見ていきましょう。
片足の兵隊[OP05-081]
OP05-081|黒|CHARACTER | |||
コスト | 2 | 属性 | 打 |
パワー | 0 | カウンター | 2000 |
特徴 ドレスローザ | |||
カードテキスト 起動メイン このキャラをトラッシュに置くことができる:相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-3。 |
コスト下げ効果を持ちながら2000カウンターとしても活躍できるカード。
ストロンガーも相手のキャラのコストを-2できますが、片足の兵隊はコストを3つ下げることができます。
カイドウ[OP08-079]
OP08-079|黒|CHARACTER | |||
コスト | 9 | 属性 | 打 |
パワー | 9000 | カウンター | – |
特徴 元ロックス海賊団/百獣海賊団 | |||
カードテキスト 起動メイン ターン1回 自分の手札1枚を捨てることができる:このキャラが登場したターンの場合、相手のコスト7以下のキャラ1枚までを、トラッシュに置く。その後、相手は自身の手札1枚を捨てる。 |
起動メイン でコスト7以下のキャラを処理できます。
コストを下げるカードと組み合わせなくても単体である程度のキャラを除去でき、パワーも9000あるためフィニッシュワークにも絡ませやすいです。
より高コスト帯のキャラを除去したい場合は採用しましょう。
ジャック[OP08-084]
OP08-084|黒|CHARACTER | |||
コスト | 7 | 属性 | 斬 |
パワー | 8000 | カウンター | – |
特徴 百獣海賊団 | |||
カードテキスト このキャラのコスト+4。 起動メイン このキャラをレストにできる:カード1枚を引き、自分の手札1枚を捨てる。その後、相手のコスト3以下のキャラ1枚までを、KOする。 |
起動メインで手札を入れ替えながら継続してキャラをKOすることができます。
さらにコストが実質11になるので、なかなか処理されずらく場持ちの良いカードです。



バージェスの育成のためのトラッシュ肥やしにも役立ちます。
黒ティーチの環境デッキとの相性
黒ティーチはその強力なリーダー効果により、現環境でかなり使用率が高いです。
得意とするデッキが多いですが、中には不利なデッキも存在するので、ここで有利なデッキと不利なデッキを確認しておきましょう。



他のデッキとの相性を参考に、対策を立ててください!
有利なデッキ
黒ティーチは以下のようなキャラの登場時効果やリーダー効果に依存しているデッキに対してとても強く立ち回ることができます。
- 黒黄ルフィ
- 黒ルッチ
- 青ナミ
- 緑ボニー
- 黄色系のリーダー
それぞれ見ていきましょう。
黒黄ルフィ
黒黄ルフィの切り札である、モリアの登場時効果を無効化できるのがかなり大きいです。


黒黄ルフィの最も強い8モリアから子供2人を出す動きを封じることができます。
モリアを封じることで黒黄ルフィ側が次第に変身ギミックを使えなくなっていきます。そこで10ティーチを並べていけば基本的には勝てる対面といえます。



モリアの登場に合わせてリーダー効果を使用しましょう。
黒黄ルフィデッキの具体的な動きは以下の記事でご確認ください。
黒ルッチ
黒ルッチもモリアの登場時効果を封じることができる点で有利といえます。モリアの登場時効果を封じることでルッチ側に面展開をさせず、デッキの出力を一気に落とすことができます。
モリア以外だと、4ルッチもケアしておきたいです。4ルッチの登場時効果でドクQやラフィットを簡単に2面除去されてしまうので、ティーチのリーダー効果でケアしておきましょう。
黒ルッチの生命線である上記の2枚を無力化できるため、有利に立ち回ることができます。



またバージェスがKO耐性を持っているため、ルッチ側に処理されず場に残り続ける点も有利な要素となります。
青ナミ
青ナミには10ティーチがかなり刺さります。
10ティーチで青ナミの特殊勝利を無効化できるため、その間青ナミは何もすることができません。
その隙にバージェスと10ティーチでリーサルすることができます。
緑ボニー
10ティーチを連打することで、緑ボニーの強力なリーダー効果を無効化し続けながら戦うことができます。
またボニー側の切り札である10ドフラや9シャンクスといったキャラの登場時効果も無効にできるため、相手に盤面をコントロールさせずに勝ち切ることができます。
黄色系のリーダー
- 黄エネル
- 黄キッド
- 黄カタクリ
- 紫黄プリン
- 紫黄ロビン
これらの黄色系のデッキはエースやリンリンといった切り札となるキャラの登場時効果さえ封じてしまえば、何も怖くありません。
黄色の大型キャラのほとんどが登場時効果でパワーを発揮するカードなので、ティーチからすると格好のエジキ。
簡単に相手の切り札を無効化できるため、滅多なことがない限り負けることはないでしょう。
苦手なデッキ
逆に苦手とする相手は、青ドフラミンゴです。
苦手な点としてはドフラミンゴ側の展開力に追いつけないことが挙げられます。
ジンベエの2面展開を封じることはできますが、そのためには序盤からリーダー効果を使う必要があるため、終盤には手札が枯れてしまいます。



ドフラミンゴ側のアタック回数にティーチ側のリソースが耐えきれず押し込まれる展開となってしまいます。
ドクQやラブーン、バージェスといったキャラを場に出せていれば、ドフラミンゴ側がそれらの処理に構っている間に10ティーチを間に合わせることができたりもします。
10ティーチを間に合わせることができれば少しずつ勝機が見えてくることでしょう。
黒ティーチの弱点および対策方法
黒ティーチは現環境TOPの強さを誇り、使用率も高い傾向にあります。
そこで黒ティーチと対戦する際に知っておきたい対策方法について解説。
- 弱点および対策方法
- ミラーマッチ時の対策方法
黒ティーチを使用する予定の方は、ミラーマッチも起こることを想定して対策を練っておきましょう。
弱点および対策方法
黒ティーチの弱点は手札が枯渇しやすい点です。
そのため黒ティーチ側はライフからリソースを確保しようとするので、それをさせないために序盤はライフよりキャラを優先して狙うようにしましょう。
しかし青ドフラミンゴや赤黄ベティなどのアグロ系デッキは例外で、序盤から相手のライフを詰めて押し切る展開を狙いましょう。



相手に選択肢を与えない立ち回りを意識しましょう。
ミラーマッチ時の対策方法
ミラーマッチでは後攻を選びましょう。
後攻を選ぶことで相手より先に10ドンがたまり、10ティーチを出すことができます。
ミラーマッチではお互いリーダー効果を使わないので、シンプルにキャラのパワー勝負となります。
なので相手より先にバージェスや10ティーチといった高パワーのアタッカーを場にだし、攻撃することで有利に戦えます。
まとめ
- 現環境のTier1デッキ
- 登場時効果を無効にするリーダー効果
- 手札が枯渇しやすい
- リーダー効果の使い所が重要
黒ティーチは登場時効果を無効にできる、恐ろしい効果を持つリーダー。
多くのデッキ相手に有利に戦うことができ、苦手対面も少ないので今後も環境から外れることはないでしょう。
リーダー効果で相手のやりたいことを封じながら、終盤に10ティーチを連打し攻撃に転じるのが黒ティーチの主な戦略となります。
一方で手札の消費が激しいため、どのタイミングでリーダー効果を使うかの見極めが非常に重要となります。そのために相手のデッキを熟知しておくことも非常に重要です。
練度が必要なリーダーですが、使いこなせば多くのリーダーに有利を取れる凶悪なリーダーとなっております。



本記事を読んで、黒ティーチをマスターしてください!
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