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禁止カード改定と今後

禁止カード改定と今後

こんにちは! 山川洋明です。

先日禁止カードが発表されました。

ゲッコー・モリアジンベエ氷河時代雷迎です。

今日は禁止カード発表を振り返り、今後の環境を予想していきます。

目次

禁止カード4枚の禁止理由と分析

ゲッコー・モリア

ゲッコー・モリアは黒のパワーカードとしてほぼすべての黒いデッキの屋台骨を支えていました。

モリア4枚がまず確定し、残り46枚を決めるのが黒いデッキ構築の嗜みだったのです。

モリアはあまりにもパワーカードでした。リーダールッチではトラッシュからレベッカをつり出し、スパンダインからロブ・ルッチと展開していました。
自分は3体キャラを並べ、相手は2体キャラを失うこともあるのは非常に強力でした。

また、黒黄ルフィではモリアから2コストのルフィたちを回収し、毎ターンリーダーのパワーを9000まで吊り上げていました。
多くのデッキたちがパワー9000とサボの鉄壁の前に膝を屈していたのです。

黒の高コスト帯のカードデザインにも制約を与えすぎるため、禁止されることになりました。

ジンベエ

ジンベエは青ドフラミンゴのエースとして君臨していました。
序盤からジンベエが複数展開されると、あっという間に盤面が5体埋まります。
そして、アタック回数に大差ががつき、ゲームが成立していないことも多々ありました。

しかも青ドフラミンゴは手札の枚数を維持しながら、ジンベエからキャラ展開を進めていきます。

手札が減らないアグロデッキなのはまだいいとして、手札も減らないのに盤面は倍速で埋まっていくアグロデッキは、他のアグロデッキの存在を許しませんでした。

盤面を倍速で埋められないようにと、青ドフラミンゴからはジンベエが生贄にされることになったのです。

氷河時代

たった1コストで相手のキャラを5コスト下げます。
ただし、氷河時代単体では相手のキャラを倒せるわけではありません。
必ず他のカードとセットでキャラをKOするのです。

カードゲームとしては、2枚以上のカードを使って相手のキャラを1体倒す動きは弱いです。なぜなら、2体1交換を繰り返していけば、ジリ貧になって負けるからです。

しかし、ワンピカードの大型キャラはたった1回アタックするだけで相手のライフを確実にもぎ取ったり、手札を3枚以上奪ったりします。
したがって、氷河時代を含むカードたった2枚で処理できるなら全然いい取引なのです。

しかも黒にはモリアがいました。氷河時代で手札を失ったところで、モリアやレベッカで簡単に損失を回収できます。
氷河時代の存在が今後の高コストキャラの設計にも悪影響を与えると判断され、禁止となりました。

雷迎

ゴムゴムの業火拳銃は許されたのに、雷迎はなぜ・・・?
世界中のエネル使いたちが天を仰ぎました。

その理由はエネルの耐久性にあります。

相手のキャラを討ち取り続ければ、エネルはリーダー能力で絶対に生きながらえます。
対して、神ではない他のリーダーたちはゴムゴムの業火拳銃で相手キャラを除去し続けたところで、相手リーダーの全ドンパンチ連打などで寿命がきてしまいます。
確定除去として同じ役割であっても、使うリーダーによって意味合いが全く違うのです。

禁止改定後の世界

禁止改定により、青ドフラミンゴ、黒ルッチ、黄エネル、黒黄ルフィなどのデッキが弱体化の憂き目にあいます。

その結果、彼らに押さえつけられていたデッキが台頭することになります。

【神速の拳】青紫ルフィへの刺客~アグロデッキ台頭!【赤ゾロ、ベロベティ、ヤマト】 でも紹介したように、青紫ルフィと緑紫ルフィを倒すべく、赤ゾロ、赤黄ベロ・ベティ、緑黄ヤマトなどが環境に殴り込みをかけることでしょう。

しかし、メタゲームは単純なものではありません。

アグロデッキが流行ると必ずユースタス・キッドが立ちはだかるのです。
赤緑スモーカーや緑ボニーにとっても天敵であるルッチが消えたことで、息を吹き返したリーダーであるのです。

つまり、ルッチたちに押しつぶされていたリーダーたちの中でも環境の覇権争いが繰り広げられます。

わかりやすく言うと、
・ゴムゴムの巨人を使うデッキ(青紫ルフィと緑紫ルフィと紫ルフィ)
・音速で相手を倒すアグロデッキ(ゾロ、ベティ、ヤマトなど)
ユースタス・キッドを擁するデッキ(赤緑スモーカー、緑ボニーなど)

これら三方向のアプローチが環境に蔓延ることになるのです。

アグロデッキがルフィたちを倒し、ユースタス・キッドがアグロに歯止めをかける構図になります。

三すくみの先の除去デッキ

三すくみで環境が推移する時期がいったん来ると思いますが、その均衡も長くは続きません。

新たな除去デッキが世界を変えることでしょう。

シルバーズ・レイリーを擁する赤青マルコと赤シャンクスが黒ルッチの後釜として環境のキャラを片っ端から除去していくことでしょう。

マルコは耐久力が低いため、アグロデッキ相手にやや苦戦することがあります。ただし、リーダー効果とレイリーの相性が良く、青紫ルフィ相手にも善戦を続けます。シャンクスは耐久力が高く、アグロデッキをものともしませんが、除去性能にはムラがあるため、青紫ルフィ相手には処理漏れも起こりがちです。

それぞれのリーダーに得意不得意がありますが、除去デッキも一定のシェアを残すことでしょう。

おわりに

今日は禁止改定を考察し、今後の環境を予想しました。
アグロデッキの台頭と同時にキッドを使う赤緑スモーカーや緑ボニーも勢力を伸ばし、その後はマルコやシャンクスなどの除去デッキも出てくることでしょう。

禁止改定によって、今まで苦戦していたリーダーたちが再び環境に挑むことになります。
ぜひ楽しんでいきましょう!

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8パックバトル5連覇!ワンピカデッキ構築劇場

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