- 禁止カードとは?
- ワンピースカードの現在の禁止カードは?
- 禁止理由は?
ワンピースカードゲームでは、大会で禁止されているカードが存在し、現在は7枚のカードが禁止カードとなっております。
禁止されたカードは大会など公式の試合で、一切使用することができません。
大会で禁止カードを使用すると、即敗退などのペナルティを受けてしまうため要注意!
本記事では、過去に禁止されたカードについて一覧でまとめております。
禁止カード一覧と禁止理由
以下の7枚のカードが過去に禁止されたカードになります。
- 赤紫ロー
- エニエス・ロビー
- 青黒サカズキ
- 排撃
- 大噴火
- モビー・ディック号
- カバジ
それぞれ禁止理由も含めて見てきましょう。
赤紫ロー(2024年9月1日〜)
ST10-001|赤紫|LEADER | |||
ライフ | 4 | 属性 | 斬 |
パワー | 5000 | カウンター | – |
特徴 ハートの海賊団 | |||
カードテキスト 起動メイン ターン1回 ドン!!-3(自分の場のドン!!を指定の数ドン!!デッキに戻すことができる):相手のパワー3000以下のキャラ1枚までを、持ち主のデッキの下に置き、自分の手札からコスト4以下のキャラカード1枚までを、登場させる。 |
2024年8月12日に禁止発表がされたトラファルガー・ロー。
大会でも7割以上の人が使用し、不利となるデッキが存在しないというほどに強かったリーダーです。
キャラをタダ出しできる展開力と、デッキ下に送ってしまう除去力を持つリーダー効果が強すぎたために禁止となりました。
- ローのリーダー効果が開発が想定していたよりスピード感が早く対処が難しかった
- バトルの中の攻防の駆け引きが失われていた
能力調整版プロモ

ST10-001|赤紫|LEADER | |||
ライフ | 4 | 属性 | 斬 |
パワー | 5000 | カウンター | – |
特徴 ハートの海賊団 | |||
カードテキスト 起動メイン ターン1回 ドン!!-3、自分パワー3000以上のキャラ1枚を、デッキ下に置くことが出来る):自分の手札からコスト4以下の特徴《ハートの海賊団》を持つキャラカード1枚までを、登場させる。 |
リーダー禁止に伴い、能力調整版のプロモカードが配布されました。
除去効果がなくなり、登場できるカードも特徴《ハートの海賊団》を持つキャラに限定されるようになりました。
- 能力調整版の赤紫ローは環境に残れますか?
-
能力調整後はかなりの弱体化を受け、かつての除去力がなくなったため、環境からは外れることでしょう。
今後は禁止改訂前の赤紫ローを苦手としていた「青紫レイジュ」や「紫黄プリン」などが環境上位に台頭してくることが予想されます。
エニエス・ロビー(2024年9月1日〜)
OP03-098|黒|STAGE | |||
ライフ | 2 | 属性 | – |
パワー | – | カウンター | – |
特徴 世界政府 | |||
カードテキスト 起動メイン このステージをレストにできる:自分のリーダーが『CP』を含む特徴を持つ場合、相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-2。 トリガー このカードを登場させる。 |
黒ルッチの核のカードとして、大活躍していたエニエスロビー。
毎ターンデメリットなくコストー2できる効果を持っており、コストを下げてKOする戦術をとるルッチにおいて最強のカードとなっておりました。
ステージカードのため、除外されることがなくゲームを通して毎ターン効果を使える点が黒ルッチデッキにおいて強すぎたため禁止カードとなりました。
- 後攻1ターン目から場に出せる
- ほぼ永続的に効果を発動できる
- ステージカードゆえの対処の難しさ
- 黒ルッチはもう弱い?
-
エニエス・ロビーが禁止後も、黒ルッチ自体の強さは健在です。
弱体化されたとはいえ、元々のデッキパワーが強いため、今回の禁止が原因で環境から退くことはないでしょう。

エニエス・ロビー禁止後の黒ルッチのデッキレシピはこちら
≫【9弾環境最新版】黒ルッチのデッキレシピと回し方と対策方法を徹底解説
青黒サカズキ(2024年4月1日〜)
OP05-041|青黒|LEADER | |||
ライフ | 4 | 属性 | 特 |
パワー | 5000 | カウンター | – |
特徴 海軍 | |||
カードテキスト 起動メイン ターン1回 自分の手札1枚を捨てることができる:カード1枚を引く。 アタック時 相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-1。 |
リスクなくカードを引くことができるリーダー効果ゆえに、安定性の高さが他のリーダーを逸脱していたため禁止となりました。
またコストを下げる黒色と、デッキの下にキャラカードを除去する青色との組み合わせが強すぎたというのも原因。
- リーダー効果によって立ち回りの安定性が他のリーダーを逸脱していた
- 青と黒の組み合わせが開発陣の想定以上の強力だった
- 開発陣が想定を超えた除去力によって、他デッキの多様性が薄まっていた
能力調整版プロモ
P-076|青黒|LEADER | |||
ライフ | 4 | 属性 | 特 |
パワー | 5000 | カウンター | – |
特徴 海軍 | |||
カードテキスト 起動メイン ターン1回 自分の手札から特徴《海軍》を持つカード1枚を捨てることができる:相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-1。 |
リーダー禁止に伴い、能力調整版のプロモカードが配布されました。
1枚カードを引ける効果がなくなり、コストダウンを行うには手札から1枚捨てなければならなくなりました。
排撃(2024年4月1日〜)
OP06-116|黄|EVENT | |||
ライフ | 4 | 属性 | – |
パワー | – | カウンター | – |
特徴 空島/シャンドラの戦士 | |||
カードテキスト メイン 以下から1つを選ぶ。 ・相手のコスト5以下のキャラ1枚までを、KOする。 ・相手のライフが1枚の場合、相手の1ダメージを与える。その後、自分のライフから1枚を手札に加える。 トリガー カードを1枚引く。 |
禁止前は、このカードによって黄色デッキが猛威を振るっていました。
後半部分の確定でライフを削るという効果が、終盤において手軽かつ、強すぎたために禁止となりました。
後半効果
- ゲームの決定力が大幅に向上
- 1ダメージを与える効果に対してのデメリットが少ない
大噴火(2024年4月1日〜)
ST06-015|黒|EVENT | |||
ライフ | 1 | 属性 | – |
パワー | – | カウンター | – |
特徴 海軍 | |||
カードテキスト メイン カードを1枚引く。その後、相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-2。 トリガー 相手は自身の手札1枚を選び、捨てる。 |
当時黒色のデッキの勝率を上げていた大噴火。
自身の効果で手札を1枚引けるため、リソースも減らさずコストを下げることができ、除去を行う上でのリスクを著しく下げていたとして禁止された。
- 手札を消費せず、条件もなくコストを下げることができる唯一のカード
- ゲームの序盤から終盤まで常に脅威
- 除去を行う上でのリスクを著しく下げている
モビー・ディック号(2023年4月1日〜)
OP02-024|赤|STAGE | |||
ライフ | 2 | 属性 | – |
パワー | – | カウンター | – |
特徴 白ひげ海賊団 | |||
カードテキスト 自分のターン中 自分のライフが1枚以下の場合、自分の「エドワード・ニューゲート」と『白ひげ海賊団』を含む特徴を持つキャラ全てを、パワー+2000。 トリガー このカードを登場させる。 |
ターン終了にライフが1枚減る「OP02-001エドワード・ニューゲート」と組み合わた際に、 「自分のライフが1枚以下~」の条件の達成が容易なうえ、このデメリットの影響が想定以上に少なく禁止されました。
- ステージカードなので処理できない
- エドワード・ニューゲート《OP02-001》と組み合わせた場合に、条件達成が容易
- デメリットが軽微
カバジ(2023年4月1日〜)
OP02-052|青|CHARACTER | |||
ライフ | 2 | 属性 | 斬 |
パワー | 3000 | カウンター | 1000 |
特徴 バギー海賊団 | |||
カードテキスト 登場時 自分の「モージ」がいる場合、カード2枚を引き、自分の手札1枚を捨てる。 |
当時は、デッキを0枚にしたら勝利という、特殊条件勝利の青単ナミデッキと相性が良すぎたカバジ。
コスト3以下のキャラを手札に戻すことができる「超過鞭糸」との相性が最強で、想定よりもデッキの枚数を減らすスピードが早かったため禁止となりました。
リーダーナミと組み合わせた場合に
- 対戦相手との攻防の駆け引きを無視した特殊勝利を大きく促進
- 想定よりも効率よくデッキの枚数を減らしていくことが可能
制限カード一覧と制限理由
直近の禁止施行である2024年9月1日(日)の現時点では、制限カードは存在していません。
今後制限カードが発表され次第、情報を更新します。
そもそも禁止・制限カードとは?


ワンピースカードゲームでは、特定のカードの影響でデッキが著しく強くなっている場合に、禁止や制限が入る場合があります。
これは適切な駆け引きや戦略が楽しめ、より多くのデッキが対戦しやすい環境を構築するために行われます。
- 禁止カードと制限カードの違いとは?
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禁止カードはデッキに1枚も組み込むことができないカード。一方で制限カードは指定の枚数までしかデッキに組み込むことができないカード。現状は禁止カードのみ存在し、制限カードは存在しません。
まとめ
- 禁止カードは現在7枚
- 禁止カードは大会などオフィシャルな試合では使用できない
- 使用した場合は即敗退などの重大なペナルティも
カードゲームである以上、インフレは当然発生します。
しかし強力すぎるカードを放置してしまうと、ゲームバランスが崩れ、健全な対戦環境からは離れてしまいます。
健全な対戦環境を構築するためにも、このような禁止改定は必要な要素の1つ。
公式の大会で今回紹介した禁止カードを使用すると、敗北などの重大なペナルティが課される行為となりますので、くれぐれもないように気をつけましょう。



ルールを守って楽しく対戦しましょう!