4月に入り、チャンピオンシップ25-26の店舗予選が開幕しました!
店舗予選とは、上位3名に入ると次の地区予選という大きな大会に出れるイベントです。
普段のスタンダードバトルやフラッグシップバトルはその日限りで終わるイベントなのに対し、店舗予選は次のより大きな大会に進出するためのイベントとなっています。
抽選を潜り抜けないと店舗予選は出場することもままなりません。
東京ではキャンセル待ち100番もザラにあります。そのため、はるばる他県まで車や新幹線で遠征して戦いにいくプレイヤもいるほどのイベントなのです。
さて、今日は店舗予選に向けて一緒に理解を深めていきましょう!
やることはいつもと同じ!
店舗予選と聞くと、ドキドキしてしまう人もいるかもしれません。
でも安心してください。
入賞してもらえるものは違いますが、試合でやることはいつもと何ら変わりません。
自慢のデッキを持ち込み、紳士的なプレイヤーとして正しいプレイングを繰り返し、勝利をもぎとる。
普段の練習の成果を発揮すればいいので、緊張しすぎたり、何か大きなものがかかっていると考えすぎたりする必要はありません。
普段のスタンダードバトルとは確かに違って、対戦相手は変わります。
「いつもの常連さんたちとは違うなー」と思うことはあるでしょう。また、相手のレベルが上がることもあります。
でも、それは対戦相手もあなたに対して同じことを思っているかもしれません。ですから、いつも通り楽しく戦ってきましょう!
上位3人?オポネント値?
とは言え、せっかく出るからには勝ちたいし入賞したいと思うのが我々プレイヤーの定めです。
「上位3人ってどのくらいの難易度なんだ?」
仮に8人の大会だったとしても5人は権利が取れずに終わります。半分以上の人に相当します。
1勝2敗なら5位以下です。2勝1敗の成績を収めたとしても、権利が取れない人が一人は出ます。
「えー?!同じ2勝1敗なのにどうして順位に差がつくの?」
これがオポネント値です。戦った相手の成績が良ければ良いほどオポネント値は高くなります。
例えば、
- 対戦相手が優勝している
- あたった相手がみんな1敗か2敗
こういうときはオポネント値が高くなります。
一方で、
- 対戦相手がみんなドロップしてる
- 初戦負けたからあたった相手はみんな2敗以上している
こういった場合にオポネント値は下がりやすくなります。
率直に言うと、自分でオポネント値をコントロールすることは不可能です。あたった対戦相手の人たちが頑張ってくれることを祈るのみです。
ただし、あなたがたとえ負けたあとでも頑張って勝ち続けることで、対戦相手のオポネント値に貢献することはできます。
個人的には2敗して上位入賞の可能性が潰えたとしても、せっかく強い人たちと戦える場は貴重なので、心が折れない限りは戦い続けるのが長期的にも強くなるのでお勧めです!
16人の大会や32人の大会だとどうなるの?
先ほど8人の大会を例に挙げましたが、抽選倍率が50倍と狭き門です。
多くの人が出ることになる16人や32人の大会ではどうなるのかを説明します。
まず、2敗すると3位に入ることはできません。
全勝者は当然1位で権利を手にします。
残る2席を1敗ラインの人たちでオポネント値争いをします。
統計的には決勝戦に進出して破れた人が権利を獲得する確率が高いです。
決勝戦まで進出するということは、それまで当たった対戦相手はすべて「その時点では全勝している」からです。
オポネント値を稼ぎやすいのです。しかも、最終戦で負けるということは、全勝者のオポネント値が加算されます。
この値がなんと、16人の大会なら25点。32人の大会なら20点です。
「25点とか言われてもわからないよ」
はい、説明をすっ飛ばしました。大雑把な目安として、3位に入るには約60点のオポネント値が必要です。
決勝戦に進出した場合、それだけでとてつもないオポネント値ボーナスをもらえるということです。
「決勝戦まで行ければ相当有利なんだ」と思えばいいでしょう。
とは言え、決勝戦まで進出したのに4位の憂き目にあうこともあります。これは先ほど例に挙げたように、対戦相手がみんなドロップしてしまったときに起こりえます。
決勝戦まで進出したら有利だけど、そこで笑顔になってはいけないということです。
最後まで気を抜けません。
特にこういった番狂わせは参加人数が多い32人の大会で起こりやすくなります。
初戦負けるとオポネント値は上がりにくくなりますが、32人の大会では試合数も5試合あるので、奇跡が起こる確率も高まります。
32人大会だと半分の16人が初戦負けスタートですが、そこでめげてはいけません。
粘り強く戦って勝ちを拾い、奇跡を手繰り寄せるのもプレイヤーとしてたくましくなっていく姿の一つです。
参加回数に制限がない!
店舗予選は参加回数に制限がありません。都会だとなかなか当選しませんが、ルール上何回でも出ることが可能です。
一か月で10回以上出たことがある友人もいます。
デッキやプレイングを練り直して、何度でもチャレンジして、そのたびに強くなっていくのも一つの楽しみ方です。
負けたとしてもへこたれることはありません。
そもそもどの予選会場でもたった3人しか権利を手にすることができません。
8人大会なら5人、16人大会なら13人、32人大会なら29人が涙を飲む仕組みになっています。
多数の側に入ったからと言って、決してあなたが弱いわけでもデッキが悪いわけでもありません。
次の機会に向けてじっくり取り組んでいきましょう!
コメント