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【第14弾】新リーダーたちは環境をどう変えたか!?イム・エース包囲網の現在地

【第14弾】新リーダーたちは環境をどう変えたか!?イム・エース包囲網の現在地

こんにちは!山川洋明です。

ワンピースカード第14弾が発売されました!

これまでは、圧倒的な除去耐性を持つ黒イムと、パワーカード満載の赤青エースが環境を支配していました。

op13-079イム

しかし、第14弾で登場した新リーダーたちが、その勢力図に大きな波紋を広げています。

果たして、彼らは「2強」の牙城を崩せたのか?環境はさらに混沌としたものになったのか?

今日は「第14弾の新リーダーたちは、環境をどう変えたのか!?」をテーマに、大きく動き出した最新のメタゲームを紐解いていきたいと思います!

1. 圧倒的な「質」の暴力!緑ミホークが定義した新たな攻撃ライン

まず環境に衝撃を与えたのが、新リーダー<緑ミホーク>です。 このリーダーが環境にもたらした最大の変化、それは「中盤以降の攻撃ラインの底上げ」です。

op14-020ジュラキュール・ミホーク

これまでの環境では、パワー5000から7000での攻防が一般的でしたが、ミホークの登場でその基準が完全に狂わされました。

特筆すべきは、新カードたちを使ったあまりにも美しい展開ルートです。

序盤に<たしぎ>で足場を固め、中盤に<シャンクス>を着地させて相手のブロッカーを無力化。そしてフィニッシャーの<ミホーク>へと繋げる……この「たしぎ→シャンクス→ミホーク」という黄金ムーブが決まった時、相手に反撃の余地を与えません。

op14-119ジュラキュール・ミホーク

さらに凶悪なのがリーダー効果です。 自分のカードをレストにすることでドンを3枚アクティブにする効果を駆使し、毎ターンのようにパワー8000のリーダー攻撃を叩き込み続けることができます。

この「8000」という圧力は、防御力が自慢の黒イムでさえリソースとライフを削り取られ、赤青エースにいたっては音速で敗北に近づくほどの火力です。 「生半可なカウンター値では受かりきらない」という事実を突きつけ、環境全体の防御意識を一段階引き上げたのが、この緑ミホークだと言えるでしょう。

その実力は、すでに大会結果としてはっきりと現れています。

発売当初から各地の大会で上位入賞の報告が相次いでおり、先日「ワンハッピー」で開催された「そだ杯」でも、イムやエースを蹴散らしながら見事に栄冠を手にしました! 理論上の強さだけでなく、実戦の荒波の中でもしっかりと勝ち切れるリーダーであることを、早々に証明してみせたのです。


理不尽なまでの「8000連打」と「ブロッカー無効化」

なぜミホークがこれほどまでにイムとエースに強いのか。その答えは明確です。

対エース戦では、リーダー効果でドンを3枚アクティブに戻すことで、いとも簡単にパワー8000の攻撃を作り出せます。エース側からすれば、毎ターン8000で殴られるプレッシャーは尋常ではありません。

対イム戦では、シャンクスが鍵を握ります。イムが頼りにしている鉄壁のブロッカー<ウォーキューリー聖>をシャンクスの効果で無力化できるため、相手の守りを完全に崩壊させることができるのです。

op14-027シャンクス

「他人」が使うと強いのに…?付きまとう事故のリスク

しかし、このデッキには明確な弱点もあります。それは「サーチャー不足」による事故率の高さです。 必要なパーツを引くためのサーチカードが少ないため、手札事故が起きやすいのが玉に瑕。

これ、ミホーク使いの「あるある」なんですが、対戦相手が使うと「たしぎ→シャンクス→ミホーク」と完璧に回ってくるのに、いざ自分が使うとパーツが揃わず何もできない……なんていうジレンマに陥ることがよくあります(笑)。

揃った時の爆発力は環境トップクラスですが、揃わなかった時は脆い。この「引きムラ」さえ愛せるなら、ミホークは間違いなく最強の相棒になってくれるでしょう。

2. 攻撃するも地獄、せざるも地獄?青黄ハンコックが強いる「究極の二択」

緑ミホークが「力」で環境をねじ伏せたのに対し、新リーダー青黄ハンコックは「心理戦」で対戦相手を精神的に追い詰めることで、イム・エース包囲網の一角を担っています。

op14-041ボア・ハンコック

このデッキの真骨頂は、対戦相手に「攻撃すること自体をためらわせる」という強烈なプレッシャーです。

通常、ワンピースカードは相手のキャラを処理したり、ライフを削ったりして有利を広げるゲームです。しかし、対ハンコック戦ではその常識が通用しません。 もし、盤面のキャラを処理しに行けば、ハンコックの効果でこちらのライフを直接剥がされてしまいます。 かと言って、それを嫌ってリーダー(ライフ)を攻撃すれば、今度はトリガーから次々とキャラが飛び出し、あっという間に盤面を制圧されてしまうのです。

「キャラを取ればライフが減る、ライフを取れば盤面が悪くなる」……。 この「究極の二択」を毎ターン突きつけられるストレスは計り知れません。

イムやエースも攻めあぐねてしまう。相手が攻めてこないなら、ハンコック側から着実に攻撃していけば勝利は目前です。

「運命」に見放されると脆い?意外な弱点

しかし、そんな無敵に見えるハンコックにも、明確な弱点が存在します。

一つは、「リーダー本体の耐久力の低さ」です。 トリガーや効果は強力ですが、リーダー自身が堅くなるわけではありません。相手に「キャラもトリガーも無視!全力でリーダーを叩く!」と割り切られ、高火力で顔を詰められると、意外なほどあっさり陥落してしまうことがあります。

もう一つは、「トリガー運への依存度」です。 このデッキはライフからキャラが出てくることが前提の動きをします。そのため、運悪くトリガーからキャラがめくれないと、完全に機能不全に陥ります。

「運命」を味方につければ最強ですが、見放されれば一瞬で崩れ去る。 その危うさも含めて、スリル満点のリーダーと言えるでしょう!

3. 下馬評を覆した紫ドフラミンゴ

次に紹介するのは、紫ドフラミンゴです!

op14-060ドンキホーテ・ドフラミンゴ

実はこのリーダー、発売前の下馬評ではこう一部では言われていました。

「イムには勝てるだろうが、エースには勝てない」と。

しかし!蓋を開けてみればなんと「不利とされていたエースを次々と撃破している」という戦果報告が上がっています。

その大逆転の原動力となったのが、秘密兵器ノロノロビームソードの採用です。 このカードがエースのエドワードニューゲートをレストにし、リーダーに直接攻撃を叩き込む起点となります。

op07-076ノロノロビームソード

相手が力尽きるまで終わらない…「絶望」のロングゲーム

ひとたびペースを掴んだ紫ドフラミンゴは、まさに「難攻不落」の要塞と化します。

紫特有のドン加速から、一気に盤面を埋め尽くす多面展開で圧力をかけたかと思えば、そこからは地獄の持久戦が始まります。

減ったライフはベビー5をリーダーに効果で相手のアタックの矛先にして回復することができます。

リーダー効果を駆使することで、相手の攻撃を都合のいいキャラに差し向け、キャラやライフの損失を最低限に抑えます。

「相手がリソースを吐き出し、力尽きるまでとことん付き合う」。 この相手を窒息させるような戦い方こそ、紫ドフラミンゴの本領です。

4. 潤沢な物量作戦!…も、厚い壁に阻まれる「黒クロコダイル」

さて、自身のキャラをKOする独特な効果で注目を黒クロコダイルも見てみましょう。

op14-079クロコダイル

このリーダーの持ち味は、なんといっても圧倒的なリソース差での圧殺です。

手札を潤沢に保ちながら、盤面にキャラを並べて相手を徐々に追い詰める戦い方を得意としています。

しかし、現在の環境において、クロコダイルはかなり苦戦を強いられています。

その最大の理由は、やはり「2強」の壁があまりにも高すぎることです。

対イム戦では、クロコダイルが一生懸命並べた盤面よりも、イムが呼び出す五老星たちの展開力と除去耐性の方が遥かに強力です。

そして対エース戦。ここでも高い壁が立ちはだかります。 エースが繰り出す大型キャラエドワードニューゲートを、クロコダイル側がどうしても突破できないのです。ドフラミンゴのような「ノロノロビームソード」といった明確な回答を持たないため、ニューゲートが着地したあとから苦しみの時間が始まってしまうのです。

今は苦境に喘いでいますが、イムやエース以外のリーダーに対しては十分な勝率を誇るので、今後の環境次第と言えるでしょう。

5. 残る王下七武海たち!光るポテンシャルと抱える課題

さて、ここまで紹介した以外にも、環境を虎視眈々と狙う七武海たちがいます。 彼らは特定の相手には滅法強い反面、明確な課題も抱えています。一気に見ていきましょう!

■ 青ジンベエ:イムを粉砕する「超高速アグロ」

まずは青ジンベエです。このリーダーの魅力は、なんといっても「圧倒的なスピード」にあります!

op14-040ジンベエ

序盤から小型キャラを並べてリーダー効果で強化し、怒涛の連続攻撃を仕掛けます。このスピードが、あのイムには劇的に刺さります。イムが本領を発揮する10ドンのターンが来る前に、決着をつけてしまうのです。

しかし、その反面赤青エース相手には苦戦を強いられます。 エースのリーダーパワーは6000。ジンベエが得意とするパワー3000クラスの小型キャラたちは、リーダー効果を使っても、エースの6000ラインに届きにくいのです。

ただ、面白いことにこの14弾のトップメタである緑ミホークに対しては有利が付いています。 今後のメタゲーム次第では、エースが減った瞬間に一気に環境トップへ躍り出るポテンシャルを秘めた、要注目のリーダーです。

■ 黒黄モリア:優秀な色は持つものの…「攻略の糸口」が見えず

続いては黒黄モリア。 「ライフ回復」と「除去」という、最強クラスの要素を併せ持つ色構成ですが、現状はかなり苦しい立ち位置にいます。

op14-080ゲッコー・モリア

イム相手には、並べられた鉄壁のブロッカー軍団を突破する有効な術がほとんど見つかっていません。攻撃を通したくても全て吸われてしまい、ジリ貧になってしまいます。 また、エース相手でも、やはりエドワード・ニューゲートという巨大な壁が立ちはだかります。

「スペックは高いのに、環境のトップ層に回答を持てていない」。 構築の研究が進み、この二大巨頭への明確なキラーカードが見つかるかどうかが鍵となりそうです。

■ 赤ロー:「斬」属性が仇に…?ミホークの睨みに沈黙

最後は赤ローです。 決して弱いリーダーではありません。むしろカードパワーは高いのですが、彼には致命的な不運がありました。それは彼が「斬」属性を持っていることです。

op14-001トラファルガー・ロー

そう、今環境を暴れまわっている緑ミホークです。 「世界最強の剣士」であるミホークは、斬属性に対して強烈なメタ効果を持っているため、ローはその能力を完全に封殺され、本領を発揮できない状態が続いています。

しかし、まだ諦めていません。 「斬」属性のデメリットを補って余りある、画期的な構築が開発されれば、一気に化ける可能性は十分にあります。プレイヤーたちの構築力が試される、玄人好みのリーダーと言えるでしょう。

6. 終わりに:2強時代は終わり、新時代は「群雄割拠」へ!

いかがでしたでしょうか?

第14弾の発売によって、これまで絶対的な王者として君臨していた「イム」と「エース」の2強時代は、ついに終わりを告げました。

圧倒的な武力で環境を破壊する「ミホーク」。 究極の心理戦を強いる「ハンコック」。 そして、緻密な策謀で盤面を支配する「ドフラミンゴ」。

彼ら「王下七武海」の台頭により、環境はまさに「群雄割拠」の戦国時代へと突入しました。 誰が誰を倒すか分からない。相性が複雑に絡み合い、昨日の敵が今日のメタカードによって攻略される……カードゲーマーとして、これほどワクワクする瞬間はありませんよね!

もちろん、今回「苦戦中」として紹介したクロコダイルやモリア、ローたちも、今後の研究次第では一気に環境トップへ躍り出る可能性を秘めています。まだ誰も気づいていない最強の構築を見つけるのは、あなたかもしれません。

さあ、新しい相棒と共に、この混沌とし​​た、最高に面白い新環境へ飛び込みましょう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。 また次回のブログでお会いしましょう!

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この記事を書いた人

8パックバトル5連覇!ワンピカデッキ構築劇場

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