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蒼海の七傑注目カードレビュー

第14弾「蒼海の七傑」の全カードリストが公開されました!

環境を揺るがすであろう強力なリーダーや、既存デッキを大幅に強化する新カードの数々…。リストを眺めているだけで、これからのメタゲームがどうなっていくのか、ワクワクが止まりませんね!

今回の「蒼海の七傑」は、その名の通り、海を舞台にした強力なキャラクターたちに焦点が当てられており、新弾がもたらす環境の変化は計り知れません。

そこで今回は、公開されたばかりの全カードリストの中から、筆者が特に注目しているカードや、環境への影響が大きそうなキーカードを厳選して、最速レビューしていきます!

X・ドレーク

まず、今回の新弾で最も環境に影響を与えるかもしれないと筆者が注目しているのが、このX・ドレークです。

自分の「超新星」を持つキャラ全員にターン1回の除去耐性を持たせる、という破格の能力を持っています。

14弾以前の環境では、マーカス・マーズ聖ジョズが中盤戦を完全に支配していました。先手プレイヤーは5ドンでキャラを出しても、彼らのせいで簡単に除去されてしまい、何もなかったことにされてしまう。正直、「5ドンでキャラを出すよりも、5ドンをリーダーに振り分けて殴った方が得するんじゃないか」というくらい、5ドンでキャラを出すのは負け進行でした。

これは、5ドン以下で4コストのキャラを処理する方法が非常に限られる(ヒナアトモスなど限定的)のに対し、後手は6ドンで除去しながらキャラを出せる、という構造上の問題が色濃く出ていたからです。実際、黒イムは先手の勝率が海外のデータによると45%程度、後手なら70%と、だいぶいびつな形になっていました。エースもここまで激しくありませんが、似たようなものです。

とにかく5ドンのキャラが6ドンのキャラに踏みつぶされるという問題は共通していました。この中盤の攻防の成果は、そのまま終盤の手札枚数差にも直結する、非常に重要な問題だったのです。

さて、この5コストのドレークは、まさにこの中盤の攻防で先手側がキャラを失わないようにデザインされたカードだと言えます。X・ドレークが場にいれば、マーズ聖の除去やジョズのバウンスを受けても、キャラは場に残り続けます。リーダーのパワーが下がったところで一気にライフを持っていかれるデメリットは看過できませんが、中盤のキャラを失う方が勝敗には直結します。

このカードは赤ロー用と見せかけて、様々なデッキでの活躍が期待されます。赤シャンクスを超新星型で組んでみてもいいですし、赤緑スモーカーに出張させても面白いでしょう。

特に、ドレークのデメリットであるリーダーのパワーを下げる効果も、8コストのキッドがいれば何も関係ありません。ドレークとキッドの相性は抜群で、ドレークの除去耐性でキャラを守りながら、キッドでリーダーのパワー損失のデメリットを実質無効化するという、赤緑緑デッキの防御の柱となり得ます。

X・ドレークは、これまでの環境における先手側の決定的な弱点を補う、まさに革命的なキーカードです。彼の登場により、先手と後手の勝率のバランスが是正され、中盤の駆け引きがより複雑になるでしょう。ドレークをいかに早く、そして安全に着地させるかが、新環境の大きな課題となりそうです。

たしぎ

続いて注目するのは、緑のキャラたしぎです。彼女もまた、X・ドレークと同じく除去耐性を持つという、今弾の5コスト帯のテコ入れを象徴するカードです。

今弾は、X・ドレークやこのたしぎのように、中盤のキャラが相手の効果で失われないようにデザインされたカードが大幅に強化されており、これまで5ドンでキャラを出しても盤面形成に用をなさない構造的な問題を解決しようという、開発側の意図が強く感じられます。

たしぎは、新リーダーミホークのデッキで使うのが最も素直に強いと言えますが、もちろん他の緑のリーダー、例えば緑ボニーなどでも、中盤の安定感を大きく高めることができます。

  1. 5ドンターンに安定して盤面を構築できる
  2. 次ターン以降のリーダーへのアタック回数を担保できる

という点で、緑デッキの中盤の強さを飛躍的に向上させます。

たしぎは、緑デッキの中盤戦を支える新たな主役となり得ます。エースやイムといった環境デッキに対しても、より強気に盤面を維持しながら戦うことが可能になるでしょう。

ナミ

続いて注目するのは、ナミです。彼女はブロッカーでありながら、登場時に相手の8コスト以下のキャラを2体レストにします。

この能力からは、もう明確に環境のトップである黒イムをどうにかしようという意図が伝わってきます。イムデッキの守りの要であるウォーキュリー聖サターン聖といった強力なブロッカーを、このナミ一枚で同時に封じることが可能です。

ナミでブロッカーの排除し、その間に相手のリーダーへお命頂戴と仕掛けましょう。仮にそのターンでとどめをさせなかったとしても、ナミ自身がブロッカーとして場に残って活躍してくれます。そして、無事に生き延びることができたら、また次のターンにナミを出してとどめを再度さしにいける、という強力な攻防一体の戦術が成り立ちます。

ペローナ

彼女もまた、今弾のテーマである除去耐性を持つ、5コストの非常に優秀なカードです。

ペローナは、X・ドレークやたしぎと本質的には同じく、疑似的な除去耐性を持っています。エースのジョズによるバウンスは直撃してしまいますが、イムのマーカス・マーズ聖によるKO効果には耐性があります。

さらに、ペローナの登場時効果も、明確にイムを対策しています。ナミとは少し異なりますが、ウォーキュリー聖サターン聖を封じることができれば、終盤の五老星展開後の攻防がだいぶ楽になります。

ハンニャバル

新弾カード発表で世間を賑わせたハンニャバルです。このカードは、唐突な青イワンコフ強化として多くのプレイヤーの関心を集めました。

この5コスト6000パワーのブロッカー持ちで、ドレークやたしぎと同じく、今弾の5コスト強化の一環の流れと言えます。

手札3枚を捨てることで、6コストまでのインペルダウンのキャラを場に登場させる能力は破格の踏み倒しです。もちろん、ハンニャバル自身には除去耐性がないため、エースのジョズやイムのマーズ聖で簡単に討ち取られてしまいます。

しかし、ここで注目すべきは、ハンニャバルが連れてきた6コストのキャラが盤面に残るという点です。これは、形を変えた除去耐性と言えます。相手はハンニャバルを除去できたとしても、コストを踏み倒して出てきた大型キャラを処理しなければなりません。青イワンコフであれば、手札を捨てるデメリットもリーダー効果でリカバリーできるため、この強力な盤面展開能力を最大限に活かせます。

ハンニャバルの加入により、青イワンコフが久しぶりに環境に殴り込みをかけられるか、その動向に注目が集まっています。

ヴェルゴ

こちらも5コストキャラ強化の象徴と言えます。

これまで紫のキャラには除去耐性持ちがあまり配られませんでした。マーズ聖やジョズの前に中盤のキャラが安定して生き残らず、苦杯をなめ続けていました。

ヴェルゴは、ドンキホーテ海賊団の面々に除去耐性を持たせます。ドンを1つ差し出す必要はありますが、ドンキホーテ海賊団にはドンを補填する方法がたくさんあるので問題ありません。

新リーダー紫ドフラミンゴでの活躍に注目されます。

浸食輪廻

次は浸食輪廻。

強力な+4000カウンターでありながら、相手の5コスト以下のキャラの能力を消し去ります。

黒いデッキはマルコやウォーキュリー聖などのブロッカーを超えるのに苦労してきました。強力なブロッカーたちの能力を消して、リーサルを取りに行く使い方もできます。

黒クロコダイル用のカードでもあり、他の黒いデッキたちでもその姿を見かけることになるでしょう!

シルバーズ・レイリー

彼は、登場時に相手のライフが3以下なら、パワー7000以下のキャラをKOするという、条件付きながら非常に強力な除去能力を持っています。

この能力が、相手のライフを削るのが得意な多色のリーダー、特に赤黄ベロベティ緑黄ヤマトなどと非常に相性がいいです。これらのリーダーはアグレッシブに攻める反面、防御面はお世辞にも堅いとは言い難い弱点があります。

しかし、レイリーで相手のキャラを除去できれば、相手の盤面の圧力を下げつつ、リーダーへの攻撃回数を確保できるため、試合を優勢に進められるでしょう。中盤以降、相手のパワー7000以下の厄介なアタッカーやブロッカーをKOできるレイリーは、アグロデッキの安定性を格段に高めるキーカードとなります。

ジュラキュール・ミホーク

ミホークは、レストになると9コストまでのキャラを完封するという、非常に強力な制圧力を持ちます。9コストのゾロといった強力なフィニッシャーの動きを止められたら、最高に気持ちいいでしょう。

しかし、環境に蔓延るエースのエドワード・ニューゲート(10コスト)の前には無力であるという、明確な弱点もあります。10コストの相手には苦戦を強いられるでしょう。

この弱点を乗り越えるのが、リーダーペローナとの組み合わせです。ペローナのリーダー効果と合わせることで、ニューゲートの猛攻も封じられるようになるため、このあたりは、プレイヤーたちの研究が最も面白いところになるでしょう。

また、ミホークは手札を実質2000カウンターとして使える能力も強力です。緑のデッキは攻撃的なカードが多く、カウンターレスが多くなりがちなため、この防御能力はデッキの安定感を飛躍的に高めてくれます。ミホークは、緑デッキの攻守のバランスを大きく改善するキーカードとなるでしょう。

クロコダイル

クロコダイルは相手キャラのアタックを止める効果を持ちます。

リーダークロコダイルの効果で自分自身をKOして再登場させると、さらにもう一体のアタックを止められます。

リーダークロコダイルで使うのがもっとも強力だと考えられますが、他の黒いリーダーでも出番があるかもしれません。
ペローナや黒ルッチならリーダー効果と合わせれば10コストのキャラまでアタックを止めれられるようになります。

具体的に言うと10コストのエドワード・ニューゲートですね。ただ、アタックをつぶしてもブロッカーとしての仕事はされてしまうので、どう乗り越えるかは今後研究が待たれるところです。

おわりに

今回は、第14弾「蒼海の七傑」の全カードリスト公開を受け、環境を激変させる可能性を秘めた注目カードたちを一挙にレビューしてきました。

X・ドレークたしぎがもたらす中盤戦の構造変化、ナミによる黒イムへのメタ。これらのカードが、新たなリーダーや戦略が台頭する激動のメタゲームを生み出していくことでしょう。

カードリストが公開された今、これらの新カードをいかに使いこなし、そして対策を練るかが面白くなってきます。

このレビューが、皆さんの新たなデッキ構築のヒントになり、来る新環境で勝利を掴むための一助となることを願っています!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

8パックバトル5連覇!ワンピカデッキ構築劇場

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