四強時代到来?!
こんにちは!山川洋明です。
チャンピオンシップ Season2の店舗予選がいよいよ終わりを迎えようとし、環境はさらに煮詰まってきました。
今回は、直近のワンハッピーで開催された「天竜杯」と「そだ杯」の結果を元に、最新のメタゲームの動向を分析していきます!
9/22 天竜杯:緑ゾロの革新とロジャーの台頭
まずは9月22日に開催された天竜杯の結果から見ていきましょう。
この日の大会分布は、赤青エース、黒イム、赤紫ロジャー、緑ゾロの4リーダーでシェアを分け合う環境でした。注目すべきは、その激戦を制したリーダーたちです。
- 優勝:緑ゾロ
- 準優勝:赤紫ロジャー
なんと、優勝したのは緑ゾロでした!そして、その構築は非常に画期的でした。
10シャンクス採用の斬新な緑ゾロ
優勝した緑ゾロのデッキには、10コストのシャンクスが採用されていました。これは、従来の緑ゾロが抱えていた弱点を見事に補う、斬新なアイデアです。

緑ゾロはリーダー効果の連続攻撃が強力ですが、赤紫ロジャーがリーダーパワーを9000まで跳ね上げてくると、攻撃がほとんど通らなくなってしまうという弱点がありました。しかし、シャンクスのパワー12000で攻撃すれば、ロジャーの9000ラインを物ともせず、一気にライフに強力なパンチをお見舞いできます。
ロジャー相手には大型が縦横無尽に駆け抜けますし、赤青エース相手でも10コストのニューゲートを気にせず強力なパンチをお見舞いできる。この10シャンクスは、緑ゾロの連続攻撃という強みを最大限に活かすための、「最後のひと押し」としての役割を果たしていたと言えるでしょう。
9/23 天竜杯:イムの盤石な強さとロジャーの安定感
翌日もワンハッピーで天竜杯が開催されました。この日の優勝は黒イム、準優勝はまたしても赤紫ロジャーという結果に。
守りを固めた黒イムの王道
優勝した黒イムは、守りを盤石にするための構築でした。低コストブロッカーとしてビビを採用し、五老星につなげるための準備を徹底しています。

余談ですが、場にビビがいると、世界の均衡など…永遠には保てぬのだを除去として打てなくなるという注意点があります。イムを使う方は気を付けてください。
![op13-097世界の均衡など…永遠には保てぬのだ「C」(黒)[OP13-097]](https://onehappymedia.com/wp-content/uploads/image-424.png)
準優勝 赤紫ロジャーの強さ
そして、二日連続で準優勝に輝いた赤紫ロジャーは、ドン加速から大型キャラを叩き続ける王道の構築です。ゴール・D・ロジャーなどでリーダーのパワーが9000に跳ね上がるのは非常に強力で、その後10コストのシャンクスやロジャーで相手を押し込んでいくという、シンプルながらも強力な戦略が、安定した結果をもたらしています。
![p-107ゴール・D・ロジャー「P」(紫)[P-107]《交流会 2025年9月開催記念](https://onehappymedia.com/wp-content/uploads/image-425.jpg)
9/24 そだ杯:赤青エースの大躍進!
締めくくりはそだ杯です。この日の大会分布は、緑ゾロ、赤青エース、黒イムの3リーダーでシェアを分け合うという、まさに店舗予選環境の縮図のような構成でした。
ここから、赤青エースが驚異的な躍進を見せます!
- 決勝ラウンド(ベスト7)には、エースが3人も進出。
- さらに、ベスト4のうち、なんと3人をエースが占めることになったのです!
この結果は、赤青エースが黒イムや緑ゾロといった強豪リーダーを相手に、いかに安定して勝ち上がれる能力を持っているかを示しています。
プリン採用に見る高度なミラーマッチ対策
特に注目すべきは、優勝者を含む上位プレイヤーの構築です。優勝者のデッキには、シャーロット・プリンがなんと4枚フル投入されていました。

これは、赤青エースのミラーマッチを意識した高度なメタ戦略です。ミラーマッチでは、お互いのリーダー効果により手札が莫大な量になるため、プリンで相手の手札をズタボロにすることで、おれァ‘‘白ひげ‘‘だァア!!!!とニューゲートのセットが揃わないようにして事故らせる、といった戦い方が可能になります。
環境の強豪たちがさらなる高みへ行くのか
天竜杯とそだ杯の結果から、黒イムと赤青エースという二強が相変わらず強力なことが見えてきました。
一方でちょっとした課題も抱えています。
黒イム:エースの猛攻をどう凌ぐか
黒イムの課題は、先手を渡されたときにエースの猛攻をどう乗り越えるかです。エースのデッキは8ドンからニューゲート、そしてロジャーとたたみかけてきます。この波状攻撃に対して、黒イムは五老星を出すころにはイベントカウンターを2~3枚抱えておき、防御を盤石にする必要があります。イベントカウンターや手札を温存し、いかにエースの海を耐え切るかが、イム使いの腕の見せ所と言えるでしょう。
うまくキャラを展開し、シェパード・十・ピーター聖で反撃の糸口を見つけたいところです。
![op13-084シェパード・十・ピーター聖「R」(黒)[OP13-084]](https://onehappymedia.com/wp-content/uploads/image-426.png)
赤青エース:リーダー効果のドローとプリンのタイミング
赤青エースのリーダー効果は強力ですが、ターン1回制限があるため、ターン中のプレイングに細心の注意が必要です。
キャラを討ち取られたときはライフを大事に守り、ライフを取るターンはキャラが除去されないかケアすることが重要です。同じターンにキャラも失い、ライフも失う展開は、リーダー効果を1回分損したことになるので、めぐりめぐって厳しい状況に追い込まれることになりかねません。
また、プリンを採用する上で、どのタイミングで出すかも非常に難しい要素です。プリンのパワー4000は非常に脆弱なため、自分の展開を遅らせてまで出すほどではありません。盤面が劣勢になると、プリンで何枚手札を奪っても損失を取り返せなくなるため、プリンを安全に着地させ、効果を最大限に活かすためには、盤面が有利または五分五分の状況を作り出す工夫が求められます。
緑ゾロの革新:テンポアドバンテージの追求
天竜杯で優勝を果たした緑ゾロの構築には、さらなる革新が見られました。
もともと緑ゾロはトラファルガー・ローからの動きが非常に強力で、トラファルガー・ローからペローナを回収しながら、たしぎを展開するという、手札と盤面を両方整える動きが注目されていました。
序盤の猛攻で仕留められなくても、終盤に10シャンクスという強力な一撃を持つルートを選べるようになりました。緑ゾロは、複数の戦い方を手に入れたと言えるでしょう。
おわりに
ワンハッピーで開催された一連の大会結果から、現在の環境は黒イムと赤青エースの二強を軸に回っているものの、緑ゾロや赤紫ロジャーも革新的なカード採用によって勝ち筋を見出していることが分かりました。
特に赤青エースは、シャーロット・プリンのようなメタカードを採用することで、デッキ構築の自由度の高さとプレイヤーの練度が結果に直結するという、非常に面白い状況になっています。
これから大会に臨む皆さんは、ぜひこれらの結果を参考に、どのリーダーを使うにせよ、環境のトップメタへの回答を明確にしたデッキ構築を心がけてみてください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


