はじめに
こんにちは!山川洋明です。
いつもワンピースカードの記事を読んでくれてありがとうございます!
EB03が発売され、環境が激変する中で迎えた「チャンピオンシップ 25-26 Season2 エリア大会 愛知大会」の結果を詳しくレポートしていきます!
愛知CSは、広島CSからさらに研究が進み、EB03のメタが本格的に動き出した大会です。イムとエースが環境を席巻する構図は維持されるのか、それとも新たなリーダーが台頭するのか、注目すべき点が多々ありました。
使用デッキ分布
使用デッキの分布は下記のとおりでした。
まず、広島CSとは変わり、赤青エース(25%)が最大勢力を誇り、次いで黒イム(18%)が続きました。依然としてこの二強が環境の中心であることは揺るぎません。
| リーダー | 使用率 | コメント |
| 赤青エース | 25% | 広島からさらにシェアを伸ばし、最大勢力に。環境への適応力が高い。 |
| 黒イム | 18% | 安定の二番人気。後手の五老星連打は依然として最強クラス。 |
| 緑ゾロ | 13% | 三番手。エースやイムの大型キャラを前に、粘り強く戦い続ける。 |
| 赤紫ロジャー | 9% | 四番手。ドン加速の爆発力は健在。 |
| 赤黒サボ | 7% | エースへの相性の良さが評価され、堅実にシェアを維持。 |
| 青黄ナミ | 6% | EB03で強化を受け、大きくシェアを伸ばした注目リーダー。 |
広島CSとの比較で特に注目すべきは以下の点です。
- エース vs イムの構図: エースが25%までシェアを伸ばし、イムとの差を広げました。エースはビビやナミなどに苦戦すると予想され、先週の広島ではシェアを減らしていました。しかし、先週エースの天敵と目されるリーダーたちが不調だったこともあり、エースが一番人気に復活しました。
イムが「当たった瞬間ほぼ勝ち」の相手が減りつつあり、二番手に数を減らすことになりました。 - 青黄ナミの躍進: EB03で強化を受けた青黄ナミがシェア6%と大きく躍進しました。エースへにも十分戦えることや、新カードによる安定した防御力・展開力が評価された結果でしょう。
- メタデッキの多様性: 赤黒サボ(7%)、青黄ナミ(6%)、そして他にも緑ボニー(3%)、赤青ビビ(3%)と、エースを倒しにきたリーダーが満遍なくシェアを獲得しています。
この分布から、エースとイムを軸としつつも、その対策デッキが多数存在する、非常に競技性の高い環境であったことがうかがえます。
トップ16進出デッキたちの顔ぶれ
決勝トーナメント進出者16名の内訳は上記の通りでした。ここで、大会の「真の勝ち組」が見えてきます。
| リーダー | 進出数(16デッキ中) | 使用率に対する進出効率 |
| 黒イム | 7人 | 使用率18%に対し、進出率44%と驚異的。 |
| 赤青エース | 4人 | 使用率25%に対し、進出率25%と堅実。 |
| 赤紫ロジャー | 2人 | 使用率9%に対し、進出率12.5%と効率的。 |
| 青黄ナミ | 2人 | 使用率6%に対し、進出率12.5%と大躍進。 |
| 緑ゾロ | 1人 | 使用率13%に対し、進出率6%と苦戦。 |
黒イムの驚異的な安定性
最大の使用率を誇ったのはエースでしたが、決勝進出率で見ると黒イムが圧倒的でした。使用率18%に対し、トップ16の7人、つまり44%もの席を占めています。
広島CSでは「エースにやや不利がつくかもしれない」と見られていましたが、愛知CSでは、構築とプレイ精度が煮詰まったイムは、やはり最強の安定性を誇るという結論になりました。後手最速五老星の決定力は、対策されようとも揺るがないことを証明しています。
エースの堅実さと、ゾロの苦戦
一方で、最大勢力だったエースは4人の進出。使用率に対して見れば、堅実な結果ではありますが、イムの驚異的な進出率に一歩譲る形となりました。
そして、広島CSで健闘を見せた緑ゾロは、使用率13%に対して1人の進出と、大きく苦戦を強いられました。イムやエースの防御が固い上に、青黄ナミという苦手なリーダーが増えたことも、安定して勝ち上がるのが難しくなった要因でしょう。
青黄ナミの大躍進
最も注目すべきは、青黄ナミです。使用率6%という少数派ながら、2人が決勝進出という大躍進を遂げました。これは、EB03で強化されたナミが、エース環境への明確な解答となりつつあることを示しています。エースへの相性の良さが評価された結果と言えるでしょう。
決勝ラウンドでの戦いぶり
トップ16では、生き残ったイムがその強さを証明し続けました。
予選ラウンドから圧倒的な進出率を誇っていたイムは、決勝トーナメントでもその勢いを失うことはありません。他のデッキがミラーマッチやメタデッキとの激戦で次々と姿を消していく中、イムはしぶとく、そして確実に勝利を重ねていきました。
なんと、ベスト4に進出したリーダーは、全員が「黒イム」でした。

この事実は、黒イムが単なる「強いデッキ」というレベルを超え、現環境の構造そのものを支配していることを意味します。対策を練り、練度を高めた猛者たちが集うエリア大会において、異なるリーダー全てを打ち破ってベスト4を独占したことは、「黒イム」そのものが、もはやゲームの決定力として最強の地位にあることを決定づけました。
最終的に、決勝戦もイム同士のミラーマッチとなり、まさに環境の頂点にふさわしいカードが勝負を決める形で大会は幕を閉じました。EB03環境は、黒イムの絶対的支配という形で、明確な答えを示したと言えるでしょう。
まとめと今後の環境予測
今回の大会で、黒イムの絶対的な支配を目の当たりにしました。使用率以上にトップ16への進出率が高く、そして最終的にベスト4を独占するという結果は、「後手五老星」という戦略が、いかなる対策や練度の差をも凌駕する、現環境の最強解であることを決定づけました。
特に、決勝トーナメントで黒イムが勝ち進む姿は、多くのプレイヤーに衝撃を与えました。他のリーダーがミラーマッチやメタデッキとの激戦で消耗する中、イムは盤石な防御力と、10ドンターンでの決定的なカードパワーによって、全ての対戦相手をねじ伏せました。
この結果を受けて、今後の環境は以下の動きが予想されます。
- イムのシェア、さらなる増加: 「勝つためにはイムしかない」という意識が強まり、イムのシェアはさらに増加するでしょう。
- 「対イム」の極端なメタ: イムの支配に対抗するため、極端な対策デッキにも注目が出てくるはずです。
この環境での戦いはもうしばらく続きます。イムの圧倒的な支配を乗り越えていきましょう!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


