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【EB03】新リーダー赤青ビビは環境に一石を投じるか

こんにちは!山川洋明です。

いつもワンピースカードの記事を読んでくれてありがとうございます!

ついにエクストラブースター第3弾「EB03」が発売されました!新カードたちが環境に与える影響は計り知れませんが、その中でも早速、各地の大会で注目を集めているのが新リーダーの「赤青ビビ」です。

EB03-001ネフェルタリ・ビビ

今日は、この赤青ビビが現在のメタゲームにどのように食い込んできているのか、その長所と戦略を分析していきたいと思います!


赤青ビビの長所(1):環境トップに刺さる「除去耐性」

まず、赤青ビビの最大の武器は、除去耐性にあります。

現在のワンピースカードは、中盤戦の攻防が勝敗の鍵を握っています。特に5コスト帯に優秀なキャラが多く存在しますが、その中盤戦を支配しているのが、黒イムから繰り出されるマーカス・マーズ聖です。せっかく5コストのキャラを出しても、マーズ聖に討ち取られてしまうと、その時点で劣勢を挽回するのが大変になってしまいます。

op13-091マーカス・マーズ聖

しかし、ビビのリーダー効果(4コスト以上のキャラがKOされる際に、手札を1枚捨てることでKOを回避)は、この環境の支配者であるマーズ聖に討ち取られることがありません

赤青ビビの長所(2):速攻による強力なアタック

除去耐性を持っているとはいえ、環境のもう一人のトップ、赤青エースが繰り出す6コストのジョズのようなバウンス効果は直撃してしまいます。「せっかく出したキャラが手札に戻されてしまうのでは?」と心配になるかもしれません。

op08-047ジョズ

しかし、ビビはこれを補う、もう一つの強力なリーダー効果を持っています。

リーダー自身をレストにすることで、キャラに速攻を持たせられるこの効果は、エースのバウンス効果を受けても、アタック回数をなんとか確保できるという、非常に重要な役割を果たします。

つまり、ビビは、

  • 黒イムに対しては「除去耐性」で盤面を維持し、
  • 赤青エースに対しては「速攻」でアタック回数を確保する。

という、現在の二強環境にドンピシャでマッチした攻守の能力を持っているのです。除去耐性と速攻という、相反するような能力が、ビビを新たなトップメタ候補へと押し上げています。

赤青ビビと相性の良いカードたち

ベックマン:厄介なブロッカーを封殺するメタカード

赤青ビビと非常に相性が良いのが、赤のキャラベックマンです。ベックマンは登場時に相手のキャラをKOする際に、そのキャラのKO時効果を発動させないという強力な能力を持っています。

op09-009ベン・ベックマン

この能力が、エースのマルコ、青黄ナミに新しく入った5コストのナミといった、KO時効果を持つ厄介なキャラたちを、あとくされなく倒せるという点で、環境に深く刺さります。

さらに、ベックマンのパワーは7000。リーダー効果(マイナス2000)を先に使うことで、パワー8000のキャラまで倒せるようになります。ただし、リーダー効果を先に使うと、ベックマンには速攻を持たせられないので、そのターンにアタックしたいか、除去を優先するか、状況に応じた使い分けが必要です。

KOシャンクス:ニューゲートを圧倒する究極のフィニッシャー

そして、もう一枚の注目カードが、KOシャンクスです。

op06-007シャンクス

こちらはリーダー効果を先に使うことで、驚異のパワー12000まで倒せるようになります。赤青エースの最大の守りの要であるエドワード・ニューゲートも仕留めることができます。

必殺!ドローカイドウ速攻の爽快感!

赤青ビビをプレイしていて、最高にクールで、多くのプレイヤーが虜になる動きがあります。それが、「必殺ドローカイドウ速攻」です!

ビビのリーダー効果(速攻付与)と、10コストのカイドウの能力を組み合わせることで、4枚ドローしながら、速攻で12000の強烈なアタックを叩き込むことができます。

op05-118カイドウ

このカイドウを繰り出すことで、

  1. 手札を補充し、カウンター値を確保する(防御)。
  2. 速攻で12000のアタックを叩き込む(攻撃)。

という、攻守両面で完璧なアクションが成立します。この爽快感は、他のデッキではなかなか味わえません。多くのプレイヤーが赤青ビビの虜になるのは間違いありません。

環境リーダーとの戦い方:ビビの優位点と課題

対 赤青エース:除去と防御で機能不全に追い込む

このマッチアップは、赤青ビビがいいところをこれでもかと見せつけることになります。

  • 防御の優位性: 5コストのビビからの多面展開で防御を固めます。エースの大型キャラにパンチされても、手札1枚差し出すだけでブロッカーを維持し続けられるため、エースの決定力を大幅に削ぐことができます。
  • 除去の優位性: ベックマンKOシャンクスで相手のキャラを片っ端から除去します。エースは基本的に1ターンに1体ずつしか展開しないため、ビビにテンポよく除去されると、マルコのような防御キャラも盤面に残ることができず、そのまま機能不全に追い込まれてしまいます。ビビが圧倒的に有利に立てる対面の一つと言えるでしょう。

対 黒イム:多面展開に対抗する「物量」と「攻撃回数」

黒イムとのマッチアップは、非常に厳しい戦いとなります。五老星の多面展開で盤面を押し込まれてしまうため、ベックマンやシャンクスの除去も多面展開には通用しません。カイドウで4枚引いても、五老星たちの連続攻撃の前に手札はあっという間に枯渇します。

この厳しいマッチアップでビビが一矢報いるには、主に二つの方法が考えられます。

  1. キャベンディッシュの物量戦: 一つは、キャベンディッシュでガンガン手札を増やしていくことです。リーダー効果のおかげで、キャベンディッシュはなかなかKOされません。このキャベンディッシュが生み出す物量差で、イムの多面展開に差をつけていきましょう。
  2. 5ビビの攻撃参加: もう一つは、5コストビビの多面展開から、5ビビ自身も積極的に攻撃に参加していくことです。アタック回数を一回でも多く稼げば、イム側の手札が先に枯渇します。これが、イムの鉄壁の防御に穴を開け、チャンスを生み出す秘策となります。
EB03-024ネフェルタリ・ビビ

ここまで赤青ビビについてのべてきましたが、ワンハッピーではビビのデッキも販売中!ぜひご覧ください。

ビビデッキ販売

まとめ

今回は、新リーダー赤青ビビが環境に与える影響について、その強力な長所と戦術を分析してきました。

ビビの最大の強みは、「除去耐性」と「速攻」という、現在の二強(黒イムと赤青エース)への対抗策を持つことです。

  • 対エースでは、除去と防御の優位性で相手を機能不全に追い込み、
  • 対イムでも、キャベンディッシュの物量と5ビビの攻撃参加という独自の勝ち筋を持っています。

特に、ベックマンKOシャンクスによる決定的な除去、そして必殺ドローカイドウ速攻といった爽快なフィニッシュパターンは、多くのプレイヤーを魅了するでしょう。

赤青ビビは、従来のデッキとは一線を画すユニークな防御・攻撃戦略を持つ、非常にポテンシャルの高いリーダーです。ぜひ、皆さんもビビを手に取り、新しい環境の頂点を目指してみてください!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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