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【12弾環境】エリア大会広島CS【黒ルッチ対青紫ルフィ】

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はじめに

こんにちは!山川洋明です。

皆さん、ワンピースカードゲームを楽しんでいますか?新スターターも発売されて熱いバトルが繰り広げられる中、先日6月29日に開催された「エリア大会 広島CS」の模様と、大会で見えてきた現在の環境の動向について、たっぷりとレポートしていきたいと思います!

今回の広島CSは、スターターデッキ環境が使用可能になる前、最後の第12弾環境でのCSということもあり、プレイヤーたちの練度は最高に高まっていたと言えます。果たして、この環境の最後に勝利を掴んだのはどのデッキだったのでしょうか?

広島CSに見るメタゲーム

まずは早速公式発表の分布を見ていきましょう!参加者たちがどのような選択をしたのか注目です!

  • 青紫ルフィ、シェアをさらに低下! これまで環境のトップを走り続けてきた青紫ルフィですが、今回の広島CSでは16%にまでシェアを低下させました。京都CSの25%から東京CSの21%、そして今回の16%と、着実にその数を減らしています。デッキパワーは依然として強力なものの、全方向からの対策が進んだことや、青紫ルフィを倒しに来るデッキの存在を多くのプレイヤーが意識した結果だと考えられます。
  • 緑ゾロが二番手! 青紫ルフィは減少する一方、緑ゾロが13%で二番手につけました。緑ゾロは青紫ルフィを倒しに来るデッキに対して非常に強く、その相性を活かして安定した立ち位置を保っています。
  • 緑紫ルフィと赤レイリーが台頭! 続くのは緑紫ルフィと赤レイリーが共に7%台で、着実にシェアを伸ばしています。特に赤レイリーは、先週の東京CSで優勝を飾ったことで、その人気も急上昇中。小型キャラを並べてリーダー効果で一気に攻め立てるそのアグレッシブな戦術が、多くのプレイヤーの心を掴んでいるようです。
  • 黒ルッチも密かに存在感を増す! そして、雑多なデッキが増える環境で光るのが、強力な除去能力を持つ黒ルッチです。5番手につけており、アグロデッキの増加や、特定の高コストキャラを頼りにするデッキに対して、その強さを遺憾なく発揮しています。
  • 青クザン、再び姿を消す 先週の東京CSではシェアを回復した青クザンですが、今回の広島CSでは再びその姿を大きく減らしました。メタゲームの移り変わりの速さを改めて感じさせられます。

このように、リーダー単体で見れば青紫ルフィが依然として一番手ではありますが、今回の広島CSでは、青紫ルフィに当たるよりも雑多なリーダーに出くわす可能性の方が高かった、という状況でした。それだけワンピースカードには多種多様なリーダーに可能性があるという証拠です。

こうした環境だからこそ、特定のリーダー1人を対策するよりも、素直に自分が強く使いこなせるデッキを握りしめて練習する方が、大会での成果に繋がりやすいと言えるでしょう。今回のCSだと、青紫ルフィに予選9ラウンドで当たるのはせいぜい2試合程度に留まります。残りの7試合は、その他の多種多様なリーダーたちとの戦いになるわけですから、普段の練習では様々な大会に出て、多様なリーダーと戦っておくのが非常にオススメです!

ただし、じゃあ青紫ルフィを無視していいかというとそうではありません。

勝ち抜いたあとには、確実に出くわします。青紫ルフィは上位卓の番人なのです。

有象無象のデッキに勝てるように調整し、そのあとに確実に出会うことになる青紫ルフィを倒す算段を用意する必要があります。

op11-40モンキー・D・ルフィ

ベスト16~多種多様なリーダーたち

使用率の分布も興味深いですが、やはり大会の醍醐味は、決勝ラウンドに進出したデッキの顔ぶれです!広島CSの決勝ラウンド(ベスト16)の内訳は次の通りでした。

  • 青紫ルフィが驚異の通過率! 使用率が16%にまで低下したにも関わらず、決勝進出者の実に約50%もの席を青紫ルフィが占めていました。これは、対策された中でも、やはりその圧倒的なデッキパワーが健在であることを示しています。デッキ選択において青紫ルフィを選ぶのは、今回も大正解だったと言えるでしょう。苦手なアグロデッキのシェアが少なかったことも、この高い通過率に繋がったと考えられます。
  • 青紫サンジがダブル入賞! そして今回、特に異彩を放ったのが、青紫サンジの2名が決勝進出を果たしたことです!しかも、同じ調整チームからの進出ということで、これは単なる偶然ではありません。彼らの「画期的なデッキ構築」と、練り上げられた「メタ読み」、そして日々の練習で培われた「プレイングの精度」が、見事に大勝利をもたらしたと言えるでしょう。会場内では少数勢力だった青紫サンジが、環境への明確な「回答」として、強烈な一石を投じました。
op12-041サンジ

そして、激戦を制し、栄冠を掴んだのは、なんと黒ルッチでした!準優勝には青紫ルフィ、ベスト4には前述の青紫サンジの姿もあり、まさに多様なデッキが入り乱れる、見応えのある決勝ラウンドとなりました。

東京CSで見えた今後のメタゲーム

今回もたった一週間で環境が目まぐるしく変わる、ワンピースカードの奥深さを改めて実感する大会となりました。

先週の優勝者である赤レイリーが数を伸ばし、黒ルッチが優勝する。そして青紫サンジが新たな風を吹き込む。これらの結果は、まさに誰もが予想できなかった展開と言えるでしょう。新リーダーの中でも人気の緑ゾロや青クザンを押しのけて、様々なリーダーたちが活躍を見せてくれました。

そして、この広島CSをもって、今の環境でのCSは今回が最後になります。

これからのワンピースカードのメタゲームは、先日発売されたST23〜28によって、また大きく変わることでしょう!

緑のロー&ベポ、青のクロコダイル&ミホーク、黒の7コストのティーチといった強力な新カードたちが、早くも環境を変える存在として注目を集めています。既存の青紫ルフィがそれらを迎え撃つのか、今回台頭した青紫サンジがさらにブームとなるのか、それとも優勝経験のある赤レイリーや黒ルッチがますます伸びていくのか…これからのメタゲームから、本当に目が離せませんね!

st27-005マーシャル・D・ティーチ

おわりに

12弾環境もだいぶ進み、師弟の絆が発売されてから様々なリーダーが決勝ラウンドにその姿を見せました。そして、新たなスターターセットも発売され、今後の環境にもたらす変化が非常に楽しみです。

次回のCSに選手として参加される方は、激変する環境で新たなる答えを見出すのに一苦労することでしょう。しかし、その「自分だけの答え」を見つけ出すことができれば、栄冠がぐっと近づくはずです!

ぜひ楽しみながら、最強のデッキとプレイングを追求していきましょう!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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8パックバトル5連覇!ワンピカデッキ構築劇場

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