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【エリア大会宮城CS】緑ゾロ優勝!

【エリア大会宮城CS】緑ゾロ優勝!
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はじめに

こんにちは!山川洋明です。

5月末から始まったエリア大会も終盤をむかえました。

先日7月12日に開催された「エリア大会宮城CS」の模様と、現在のメタゲームについて、レポートしていきたいと思います!

今回の宮城CSは、スターターデッキが使用可能になってから、2回目のCSということもあり、プレイヤーたちにとっては研究や調整の集大成とも言える戦いでした。

12弾やスターターが発売され、プレイヤーたちには日夜環境の変化を追いかける日々を送っていました。

長い研究と戦いの日々もいよいよ終わりを迎えます。

宮城CSに見るメタゲーム

まずは参加者の全体分布を見ていきましょう!

分布を見るときにコツがあります。

「この分布ならどのデッキが勝ちそうだ」

「自分ならあのデッキを持ち込む」

なんでもいいから自分なりの仮説を立てて大会の情勢を見守ると強くなります。

仮に思っていた通りの結果にならなかったとしても、どうやって自分の仮説がずれたのかを考えるだけでもプレイヤーとしての腕前や思考力がメキメキと鍛えられるからです!

  • 青紫ルフィ、シェアをのばす! これまで環境のトップを走り続けてきた青紫ルフィは、今回の宮城CSでは25%にシェアをのばしました。wave1のCSはまさに青紫ルフィをめぐる世界だったと言っても過言ではありません。長丁場の大会では、青紫ルフィとはどこかで出会います。自分が青紫ルフィを使うか、青紫ルフィを倒しにいくかは最後までプレイヤーたちを悩ませたと言えるでしょう
  • 緑ゾロが二番手! 青紫ルフィに対して当初は苦手と思われていたものの、速攻や連続攻撃で戦い方が確立されてきました。アグロデッキからミッドレンジまで幅広いデッキ相手に有利をとれる緑ゾロが15%で今回も二番手につけました。
  • 緑紫ルフィはヨコヨコ! 一時期は使用率の割に圧倒的な決勝進出率を叩き出していた緑紫ルフィ。先週はシェア12%でしたが、今週は10%と落ち着きを見せています
  • 新スターター組は減少傾向! 先週は新スターター発売の影響で、スターターのリーダーたちが勢力を伸ばしたものの、決勝ラウンドには黒ティーチが一人のみの進出に止まりました。どのリーダーも補強をもらい、環境で活躍するポテンシャルを秘めていますが。全体的に使用率が下がることになりました。
  • 緑黄ローと赤緑スモーカーが密かに台頭! 密かに一部のプレイヤーたちに注目されていたのが緑黄ローと赤緑スモーカーです。どちらも環境トップの青紫ルフィ相手に有利な試合展開があります。緑黄ローはパワー6000ラインを立ち並べ、波状攻撃で押し倒します。赤緑スモーカーは強力な速攻キャラや除去で環境に殴り込みをかけれます。

青紫ルフィがいつも通り一番手として君臨していましたが、緑ゾロや緑紫ルフィも2番手3番手の地位を盤石に固めています。その後に新スターターのリーダーたちや、環境を見据えた緑黄ローや赤レイリーなどが睨みを利かせる分布となりました。

op11-40モンキー・D・ルフィ

ちなみに、青紫ルフィは毎回大量のプレイヤーを決勝ラウンドに送り込んでいますが、優勝を手にしていません。

今回は栄冠を手にすることができるのでしょうか?

ベスト16~青紫ルフィと緑ゾロがシェアを分け合うも、スモーカー躍進!

宮城CSの決勝ラウンド(ベスト16)の内訳は次の通りでした。

  • 青紫ルフィが安定の通過率! 使用率が25%、決勝進出者の約25%の席を占めました。今までは使用率以上の決勝進出率を誇っていました。ずっと青紫ルフィを握るのが正解と言えましたが、今回は使用率どおりの通過率となりました。ここにきてようやく環境が青紫ルフィ一強に待ったをかけたと言えるでしょう。どれだけ対策をしても倒しきれない王者のすごみがありました。
  • 緑ゾロも躍進!CS初期には結果を出せなかった緑ゾロでしたが、スターター発売後には生き生きと決勝ラウンドにプレイヤーを送り込むようになりました。前回は5名を決勝ラウンドに送り込み、今回は4人を送ることに成功しました。苦手だった青紫ルフィ相手に十分戦えるようになってきたことが大きいでしょう
  • ダークホース赤緑スモーカー!今回ノーマークから大躍進したのが赤緑スモーカーです。筆者も愛用していました。軌道に乗れば、毎ターン相手より2ドン多く使えるのが非常に強力です。イベントカードを構えたり、リーダーにドンをつけて攻撃力を高めたりできます。比較的青紫ルフィ相手に戦いやすいリーダーなので、今回のように会場内の25%も青紫ルフィがいる世界ではひと際輝きを見せたことでしょう。
op10-001スモーカー

そして、激戦を乗り越えて決勝戦に進んだのは、なんと緑ゾロと赤緑スモーカーでした!激戦の末、緑ゾロが栄冠を手にしました!

宮城CSで見えた今後のメタゲーム

今回のメタゲームは、青紫ルフィを中心に進みました。デッキパワーで青紫ルフィが席巻するかと思いきや、青紫ルフィキラーの赤緑スモーカーが突如躍進することになったのです。

その理由としては、ホーディ・ジョーンズが環境の答えとして猛威を振るったことがあげられます。

op06-035ホーディ・ジョーンズ

もともと緑の必殺技でしたが、環境が雑多なときには実は真価を発揮できずにいました。

相手リーダーの堅さがわかりにくい環境初期は、ホーディで仕掛けに行って、仕留めきれずに逆転される試合展開が各地で見られていたからです。

現在の環境だと、主要リーダーが出揃ったことで、緑使いたちはどのタイミングでホーディを叩きつければ勝ちに近づけるか、練度も高まりました。

普通に最速で出せば勝てるというカードではなく、ここぞというときにとどめを刺しに行くカードです。

ただし、赤緑スモーカーが使う分には、リーダー効果で起き上がるドンと合わせて、最速で相手を倒せてしまうこともあります。

おわりに

長丁場となったwave1の環境も末期を迎え、いよいよ月末にはプレミアムブースター ONE PIECE CARD THE BEST vol.2が発売されます!

新カードも入っているので、また環境が大きく変わることでしょう!

9月からはwave2の店舗予選も始まります。

次の戦いに向けて、スタンダードバトルやフラッグシップバトルで楽しく上でを磨きましょう!

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8パックバトル5連覇!ワンピカデッキ構築劇場

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