いよいよ来週4月から店舗予選が始まります。 今日は店舗予選に向けて禁止後環境の様子を見ていきましょう。
盤石な天下~青紫ルフィ
まず、現環境では青紫ルフィが圧倒的に強く、全国各地で勝っています。
3/16に発表された禁止・制限改定で無傷だったのが大きいです。
主要カードがすべて残り、対抗馬が軒並みダメージを受けました。

青紫ルフィは初心者が使っても威力を発揮するデッキです。
リーダー効果発動のための8ドンが貯まるまでライフを残して耐えていれば、毎ターンリーダー効果で逆転が狙えます。
ライフが減っていれば、シャーロット・リンリンで回復すればよく、ブロッカーが欲しければシャーロット・カタクリで盤面を強固なものにできます。
サンジから二面展開していけば、盤面は自然と逆転していきます。
とはいえ、デッキレシピは日に日に変化しています。ミラーマッチを意識してシャーロット・プリンが採用されるようになり、その枚数も徐々に増えています。
ちなみに、このカードはシャーロット・カタクリでターン終了時にアクティブにすることもできます。

また、キュロスも見かけるようになりました。
青紫ルフィはアグロデッキ相手が苦手ですが、キュロスならアグロデッキのキャラを減らせます。
また、このキュロスを対策しようとしてジュラキュール・ミホークまで採用されることも増えてきました。

手札を抱えるデッキが環境に多いため、プリンは少なくとも1枚はデッキに入れておいた方がよいです。
ゴムゴムの業火拳銃も一見重たくてアグロ相手には使い道がなさそうですが、トリガー効果がアグロに刺さります。
ミラーマッチでもサンジで盤面を展開した後は、レッドロックでキャラを処理して、ゴムゴムの巨人を構える動きが強いです。
無理して展開し続ける必要はないことを覚えておきましょう。
青紫ルフィが負けるパターンは、アグロデッキの速攻や、リーダープリンのドン加速から大型キャラ連打など、ある程度決まっています。
青紫ルフィはそういうデッキに勝てないと思うのは早計で、対策をすればある程度は勝つことができます。
ただ、他のデッキの対策をすると、ミラーマッチに弱くなるため、どこを重く見るかが大事です。
青紫ルフィに有利と言われているゾロやベロベティなどは確かに青紫ルフィに勝てますが、アグロデッキは繊細で、一手ミスるともう勝てなくなることもあります。
そのため、初心者に優しそうで優しくないデッキともいえます。
熟練のプレイヤーが使うと強いですが、初心者が使うとミスを挽回できないのが辛いです。
以上のことから、青紫ルフィは誰にでも扱いやすく、今後対策されたとしてもシェアを伸ばすと考えられます。
練度で強くなる~緑紫ルフィ
青紫ルフィの対抗馬としてシェア2位につけているのが緑紫ルフィです。
サンジ&プリンからゾロ十郎を展開して、モンキー・D・ルフィで一気に仕留めにいく動きは健在です。

相手がたとえ猛攻を仕掛けたとしても、ゴムゴムの巨人で軽くいなすことができます。
赤を含む除去デッキが苦手です。具体的には赤青マルコや赤シャンクスです。
ただし、これらのデッキはミホーク搭載の青紫ルフィに対して、勝率が悪化しています。
緑紫ルフィは青紫ルフィよりアグロ耐性があり、青紫ルフィともいい勝負ができます。
「徹底的な対策をされて負けるのは嫌」というプレイヤーの支持を集めています。
誰が相手だったとしてもプレイングで十分な戦いができるため、練度に自信があるプレイヤーに向いています。
青紫ルフィが初心者にもやさしいのに対して、緑紫ルフィは中級者以上で当たり運に左右されたくない人に優しいデッキといえます。
アグロ系統
赤ゾロや赤黄ベティも着々とシェアを伸ばしていますが、青紫ルフィへの相性の良さほどは伸びていません。

ここにきて明るみになっているのが、プレイング難度とムラです。
アタック回数や火力を上げて一気に倒すというコンセプトは単純ですが、試合で起こるバリエーションは多種多様です。
実戦では想定外の対策カードが飛んでくることもあります。
一般的な青紫ルフィには勝てるとしても、ビックリドッキリカードが飛んできて構想を崩されることもあります。
そして何よりも、対策した青紫ルフィに当たらないこともあります。青紫ルフィを倒そうとしている多様なリーダーたちもまた環境の一大勢力なのです。その海に飲まれてしまうと、思った戦果を上げられません。
店舗予選に出る場合は、地域ならではのメタや傾向も踏まえる必要があります。
おわりに
環境は日々変化し、新たな対策や戦略が生まれています。青紫ルフィの台頭は間違いありませんが、それを意識したデッキも増えています。
緑紫ルフィは安定した戦いができ、プレイング次第では十分にトップを狙えます。アグロ系デッキも可能性はありますが、ミスを許さない高いプレイングスキルが求められます。
大切なのは、自分に合ったデッキを選び、しっかりと練習を積むことです。デッキの強さだけでなく、環境を読み、対戦相手の意図をくみ取る力も試されます。
みなさんがベストな選択をし、店舗予選で最高の結果を出せることを願っています!がんばってください!
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